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感想・レビュー・書評
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勝間さん推薦
不幸になる生き方より
リスク分散のすすめ
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一流企業に勤めていても、ホームレスになる可能性があることを認識した。ただ共通して言える事は、収入が減少したのにも関わらず浪費癖があるということ、いい年しているのに他で通用するという思い込みで会社を辞めたと言う点。
不況、病気、事故が重なると人生転落する危険がある。
他人の人生が追体験でき、いい教訓になった。 -
街中や公園、河川敷とホームレスの方、街中で看板をサンドイッチしてずっと立っている人、ゴミ箱から雑誌を漁っている人。
小さい頃から、こういう人たちはどういう人たちなんだろうと思いながら、避けてきました。
しかしこの本を読んでから街中で見かけても、なんか暖かい目で見ることができるようになりました。
数多くのホームレスにインタビューをしているだけの本ですが、人生の教訓になります。
ホームレスの方々は特別な存在でなく、数年前はバリバリに会社員などで働いていた人たちでした。
そして彼らたちもホームレスになる前は、ホームレスの先輩を見て、こうにはなりたくないものだと思いながら避けていたのである。
この本は古いせいかバブルがはじけて、一気に脱落した人たちが多く描かれています。
大企業でバリバリ勤務→バブルがはじけてリストラ→再就職不可→家庭崩壊→夜逃げ→ホームレス。
この国自体、中高年齢で退職を余儀なくすると、再就職がかなり厳しい実情が問題です。
そして住居がないと社会的信用がなくなり、仕事を得るのはよりいっそう難しい。
ホームレスの人たちは全く特別な人たちでなく、人生なんて一寸先は闇だということ。
明日はわが身だと気を引き締められます。