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- / ISBN・EAN: 4959241925800
感想・レビュー・書評
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1960年代、作家を目指している主人公が、世の中の黒人メイドへの扱いについて疑問を抱き、世に伝えようと動いていくお話。
世を変えようとするお話だけどストーリー的には抑揚があまりなく、人種差別が横行していた時代ならではの抑圧感がひしひしと伝わってくる映画だった。でも暗い感じではなく、くすっとする場面もあるし、明るい主人公も可愛らしくて良いバランス。本当に世の中を変える力って、ドラマチックな変化ではなく、一歩一歩の努力なのかもしれないな。 -
60年代のアメリカ南部の人種差別という難しい問題を取り上げているにもかかわらず、映画としてもすごく面白かった。
建物やファッションなども可愛くて大好きな映画。
でも切ない。英語の本も辞書使って読んでみたいと思った。 -
いいお話でした。
友達が多ければ、普通ならば、マジョリティならば素敵っていうわけじゃないんだな、と思った。まあ、彼らは幸せではあるかもしれないけどね。「本人が幸せ」っていうことと、「素敵」っていうことは違うんだなって思う。「幸せ」になれなかったら、次は「素敵」をねらうしかない。 -
Eat my shit.
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辛辣な言葉で黒人差別をするヒリー。
トイレを使わせるのも嫌なのに自分子どものお世話をさせたり料理を作らせたり、とっても矛盾してるなぁと。でも当時の実情はもっと酷かったんだろうなとも思いました。
テーマ的には社会派だけど、映像は明るくてポップで、衣装なんかも可愛いのが印象的。
シーリアの人柄が天真爛漫、素直で可愛らしかった。 -
エマ・ストーン 他..
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
映画館で予告観た時から気になってました。
ディズニーだから、現実よりかなりソフトに描かれているのでしょうが、それでも理不尽な差別に観ていて腹立ちを抑えられない。しかし、劇中で差別主義者本人がそれを自覚していないような描写が多々見られたので、ひょっとしたら無意識の内に自分も日頃同じ様なことをしているのかも知れない。怖いですね。
暗く恐ろしく、哀しい内容を全体で見ると明るいタッチで見せているのが凄い。直接知らない私なんかからすると不謹慎にならないのか心配にもなりつつ。でもそこが強さなんだろうな、とも。
小説が原作なんですね。ノンフィクションとフィクションの中間と言った感じなのでしょうか。創作だけれど、このようなことが実際あったのでしょうね。
個人的にはシーリアが好きです。愛らしい。旦那さんも優しいし。柳腰でいて芯のある強さを持ってる。
しかし庶民として生まれ育った身としては考えられないわ、ベビーシッターに任せきりという環境。
ヒロインを演じるエマ.Sはリンジー.Lと貫地谷しほりちゃんに似てるな、と思いました。
あとはあまり知ってる役者さん出てませんでしたが、充分内容で楽しめました。
こう言う題材は終始説教臭い教育ものになりがちですが、この作品はドラマとしても楽しませてくれるので、観やすいかと思います。 -
黒人差別というシリアスな題材だけど、決して暗く重い話ではなく、コメディ要素があったりと見やすくて良い映画だった。キッチンでの談笑(愚痴w)がお気に入り。
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人種差別の生々しい歴史を生きてきたヘルパー(家政婦)達の日常がリアルに苦しい現実をコミカルに描写していて、とても面白かった。好きな映画です。