- Amazon.co.jp ・電子書籍 (190ページ)
感想・レビュー・書評
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チームというか組織を変革していくのにどのような会議をすべきか?という話。このままの会議をやれるような場面ば限られるが、エッセンスは参考にできるところが多くあった。
・「私の経験では」とかを頭に付けると相手が意見がききやすい
・「なんで?」ではなく「どのようにすれば〜か?」と置き換えると解決に思考が向く
・目標は大きいほうがいい。たとえ完全には達成できなくても、容易にできる目標よりも高い成果が得られることが多い
・責任100%の考え方、子育てでは、母親が病気だったりしたら、母親の役割分も父親がやるのが当たり前、これが会社組織だとできていない。相手の役割だから放って置くことがやられている。これだとうまく行かない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは、参考になる。不活性なミーティングをいかに活性化させるか。それに悩むマネージャ諸氏は是非一読あれ。
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会議に参加しているような感じがする、構成で読みやすい
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社内の停滞感を打破して既存のマネジメントからどう組織のパフォーマンスを上げるか?? というところを現場クラスの人を中心に会議を通してファシリテートしてく内容。
会議中は「問題を指摘するのではなく解決策をいう」「成功するにはより早いスピードでたくさん失敗する」といったよくある「いつまでに何をするか」という実務的なものもありつつ、考え方をも合わせて記載しています。
「誰でも出来て」「既存の常識が組織の盲点」というところから元技術者である著者がわかりやすく解説しています。
そのため会議中の発言フォーマットも「質問」「提案」「リクエスト」を決めるとか細かなところまで指定があり、筆者がきちんとファシリテートしてるようです。
思想的なところでは「親(父/母)は子供のためならお互いに全責任を負う」のになぜ「会社の組織だと自分の範疇しか仕事をしないのだろうか?サポートがないのだろうか?」これらをどう変えていこうか?というのがあります。
あわせていかにマイナス思考だった人が変わっていったか?を示しているシーンがいくつかありましたが、それは「演技っぽいなぁ」と思いました。 そんな簡単に人は変わんないだろう・・と穿った見方をwww
ただ「今日の会議が終わったあと、どんな成果が得られればあなたにとって最も価値があるか?」ということを考えるのは良いことだと思います。 -
“自分たちの「常識」が、組織の「盲点」を作る。問題を見つけたら「指摘」するのではなく、「解決策」を言う。ただ指摘するのではなくて、解決策を提示する。”他人の意見への指摘だけで自分の意見を持ったつもりになっていたのではないかと反省しきり。『じゃあ、どうする?』を考える事が大事なのだと忘れないようにしたい。
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導入の仕方、本気度合にもちろんよると思いますが、タイトル通りの効果を得られる可能性がある、と感じられる内容でした。
会議体としてやるだけでなく、一個人として参加する際の心がけ、対応方法としてもかなり参考になり、早速取り入れたいと思います。