Another (上) Another (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 41
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感想・レビュー・書評

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  • 下巻にまとめます。

  • 上巻からなかなかのページ数。転校した学校に伝わる出来事を追っていく。ずっと不穏な感じ。事件が起こり物語が加速していき、どんどん引き込まれていく。撒かれた伏線がどのように下巻で回収されて行くのか楽しみ。

  • アニメを見て興味を持ち、読んでみました。アニメとほぼ同じ展開ですが、読みやすくて面白かったです。
    学校が舞台だと恋愛要素が濃いものが多い印象ですが、本作は恋愛要素があまりなく、ホラー・ミステリーのカテゴリーからブレないところが個人的に良いなと思いました。

  • ホラーミステリー。綾辻作品はどれも面白い。

  • ベールに隠されている。上巻はそんな印象だった。何かがあるけど掴みきれない。進めば進むほど、伏線と思われる事象や発言が増えていく。頁を進める程、喉に刺さる魚の小骨のような違和感が強まっていった。

    謎が多く掴みきれない所はあるのに、展開は明瞭。混乱する事なくすっきりと理解出来る。おもしろかった。

  • 鳴の存在についての不審や推測が、読者である私と恒一との間でピタリと一致する誘導のうまさに驚いた。
    心霊的なホラー要素と現実的なミステリ要素のどちらにも振れる不可思議で不気味な世界観に、すっかり引き込まれてしまった。

  • おすすめホラー小説。という触れ込みで読み始めたが、ミステリもあり、ホラーもありでおもしろかった。著者の本は「十角館の殺人」を読んでいたが、個人的にはこちらの方が面白い。

    上巻にも関わらず、話が大きく展開していく。
    霊安室に向かう同級生。その同級生は、同じクラスで誰にも見えていないようだ。
    クラスのみんな、先生も様子がおかしい。
    という、霊的なホラー、不気味さがあるのだが、
    クラスメイトの死により、一気に状況が変わり、
    超自然的なルールによるシチュエーションホラーに変わっていく。

    さらに、クラスメイトに死者が紛れ込んでおり、犯人捜しのようなミステリ要素もあり、続きが気になって仕方がない。
    一気読みでした。

    『いいか、サカキ。いないものの相手をするのはよせ。ヤバいんだよ、それ』

  • きれいに騙されたー!
    ここはなんだかおかしいぞと思っていたのに、次々と起こる悲惨な事件、事故に目を奪われて・・・思うツボ
    なるほどこれが綾辻行人の書くホラー

  • <死者>は、誰ー?

    夜見山北中三年三組に転入した榊原恒一が主人公のホラー。
    彼が惹かれる不思議な雰囲気をもつ美少女ミサキ メイに接する程に謎が深まる。

    三年三組は呪われていた。

  • ちょ、ちょ。これってあのグロさで有名なアニメの原作だったの?何も知らず読み進めたら、見覚えのあるシーンが出てきたから、まさかとは思ったけど笑

    ホラーは苦手だけど、この本はそう言うホラーではなかった。だから癖になる。下巻も読むぞ〜!

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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