Another (上) Another (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 上巻からなかなかのページ数。転校した学校に伝わる出来事を追っていく。ずっと不穏な感じ。事件が起こり物語が加速していき、どんどん引き込まれていく。撒かれた伏線がどのように下巻で回収されて行くのか楽しみ。

  • 子供の世界と大人の世界が、いっしょに「恐怖」と向き合う地域。納得もするが、小道具の使い方が演出過剰で白ける。

  • 下巻にまとめます。

  • <死者>は、誰ー?

    夜見山北中三年三組に転入した榊原恒一が主人公のホラー。
    彼が惹かれる不思議な雰囲気をもつ美少女ミサキ メイに接する程に謎が深まる。

    三年三組は呪われていた。

  • 綾辻行人さん「Another」上巻、読了。祖父母の家から高校に通うことになった榊原こと僕。新しいクラスの3年3組にはどこか不思議な雰囲気が。学校に伝わる七不思議の影響?なぜかみんなが話さないミサキに声をかけるのだが。。ミサキの会話「どうして?大丈夫なの、これ?」から、どういうこと?と、引き込まれる。僕の周りで起こる不穏な気配や事故。一体ミサキには何が秘められているのか。本当にミサキは実在するのか。先の展開が気になり、読み進める。3組での学校生活に変化が出てきた辺りで下巻へ。さてさて、これからどうなるの。

  • 鳴の存在についての不審や推測が、読者である私と恒一との間でピタリと一致する誘導のうまさに驚いた。
    心霊的なホラー要素と現実的なミステリ要素のどちらにも振れる不可思議で不気味な世界観に、すっかり引き込まれてしまった。

  • 感想は下巻を読んでからにします。
    とりあえず、読む手が止まりません。

  • ホラーですが、そこまで怖くはありません。綾辻さんらしくフーダニットの要素が強いように思います。序盤から巧みに伏線を敷き詰めてあり、読み終わった時はさすがだと思いました。

  • ぞくぞくとする感じが丁寧に描かれている。下巻が楽しみになるくらいさくさく読める。「なぜ?」「どうして?」を主人公と共感しながら読むことができます。ミステリというよりホラー要素強め。

  • ホラー小説の中でもリアルと架空の境の描写がとてもうまかったです!
    少年たちの心情描写もとても伝わりました!

著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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