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感想・レビュー・書評
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今年は削って鰹出汁をとってみるか。
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本文の半分近くが鰹節についての記述
鰹節を削りたくなった
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鯛の潮汁が飲みたくなる。あと、大工さんが使う鉋が欲しくなる。
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わかるなー、この人のこだわり。
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普通に鰹節と昆布からのだしの取り方。しかし今時鰹節を鉋で削るお店どころか家庭はないよね。
ページ数は少ないけど、読んでるうちに何だかだしの匂いがしてきた。 -
10ページくらい?普通にだしの取り方を書いている。
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タイトルのとおり「だしの取り方」について書かれた文章。かつおぶしや昆布だしの取り方について説明。
料理をしない自分にとってはあまり意味の無いものであったが、このジャンルの文章は初めて読んだため新鮮であった -
いまの時代、だしの取り方を知るために、わざわざ偏屈親父の文を読む必要なんてないんですよ。ないんですけど読んでみると引き込まれる、確かにうまそうだなと思えるあたり、偏屈なんですけどたいした文筆家だと思います。
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■書名
書名:だしの取り方 [Kindle版]
著者:北大路 魯山人
■概要
明治から昭和にかけて書、篆刻、陶芸、漆芸、画、食など多岐にわ
たり活躍した芸術家、北大路魯山人による随筆。初出は「星岡」[
星岡窯研究所、1933(昭和8)年]。よい鰹節の見極め方、削り方、
鰹節のありがたみを説き、大工の鉋を使うことを勧める。昆布だし
の取り方などが綴られる。
(From amazon)
■感想
だしの取り方について、色々とメモみたいな感じで記載された内容
です。
短いですが、なかなか、面白いです。
だしについて、こうやって記載されると、なるほどね~と思わされます。
この方の本、kindleでかなり無料で読めるみたいなので、他のも読
んでみます。
■気になった点
・よいかつおぶしは、かつおぶしとかつおぶしとを叩き合わすと、
カンカンといってまるで拍子木か、ある種の石を鳴らすみたいな
音がするもの。
・削り下手なかつおぶしは、死んだだしが出る。生きたいいだしを
作るには、どうしても上等のよく切れる鉋を持たねばならない。
そしてだしをとる時は、グラグラッと湯のたぎるところへ、サッ
と入れた瞬間、充分にだしができている。
・そこで、まず第一に、刃の切れる、台の平らな鉋をお持ちになる
ことをお勧めしたい。かつおぶしを非常に薄く削るということは
経済的であり、能率的でもある。
・料理にかぎらず、やるというのなら、どんなことでもやるのが当
然で、やらなければ達成できない。