本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (218ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
不思議な感じの物語。
いきなり虐待事件から始まったので、その後の展開にひやひやしたけど、優しいカフェの優しい事件簿。
こういう物語に出会うと必ず近くにあったら行きたいと思う。そう思うような場所が自分で作れたらいいなぁ… -
観音様が見下ろす町、紅雲町で和雑貨とコーヒー豆を販売する小蔵屋を営む杉浦草(そう)は76歳。コーヒーの試飲が出来ることもあり、小蔵屋はそれなりに繁盛している。
その店の訪れる客たちの表情や交わす会話から、それぞれの機微を感じ取る草が、小さな謎や人助けに奔走する中編を5つ収録した連作集。
2015年6月23日、電子書籍にて読了。
NHKで放送されたドラマを見て、原作を読んでみたくなりました。
先にドラマも見てしまったので、どううしてもお草さんは富司純子さんの姿形になってしまいます。ですが、イメージぴったりですね。
ドラマは中編の中から2つの話を選んで上手に合体させた感じ。時間の都合上、端折ったりしている部分はあるものの、原作ファンも納得の出来だったのでは?と思いました。
原作では、ドラマでは端折られたりした部分やお草の人物像がより楽しめました。お草さんのなんとも、からっとした人柄が読んでいて心地良いシリーズです。
続くシリーズも読んでみたいと思います。
全4件中 1 - 4件を表示