約束 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 「かけがえのないものをなくしても、人はいつか自分の人生に帰るときがくる。さまざまな喪失によって止まってしまった時間が、再び流れだすときを描く連作「バック・トゥ・ライフ」」(あとがき)。大きな悲しみを乗り越え、希望を見出だしていく人々の姿を描いた短編集。2004年刊行。

    「約束」「青いエグジット」「天国のベル」「冬のライダー」「夕日へ続く道」「ひとり桜」「ハートストーン」の7篇収録。

    ピュアで、癒し系で、元気がもらえて…。でもストーリーが単純すぎて、どうも物足りないなあ。

  • 短編集の面白さがわかった。
    少し時間をおいて再読したい作品。

  • 短編ではあるが、一編ずつそれぞれがとても深い。

    不登校の中学生と不用品回収業のおじさんとの交流が印象的。

  • 悲しい

  • 事件や事故などからの苦しみ、人間関係の中の挫折から、もういちど人生を歩き直すまで、がテーマの短編集。
    立ち直り方も落ち込み方も、なんだか、個人的には共感できず……。

  • 『そこに守りたい「約束」があるから…優しくなれる』

    「約束」にまつわる七つの短編。

    生きることにちょっと不器用な主人公が、
    「約束」を通じて、新たな一歩を踏み出していく。

    心の奥底に閉じ込められた優しさが、
    「約束」によって溢れ出してくる、
    そんな心温まる物語。

    『夕日へ続く道』がお気に入り!

  • 短編集ですが、どの作品も涙を流させるなんて、そんなことある?短い話の中で惹きこませ、心を動かし、堪え切れないほどの涙を流させる。無念や後悔で終わらない、未来へとそっと背中を押してくれる短編たちでした。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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