捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest Vシリーズ (講談社文庫) [Kindle]
- 講談社 (2005年3月15日発売)
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感想 : 4件
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感想・レビュー・書評
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Vシリーズ8作目。これまでのシリーズ必読なのはもちろん、S&Mシリーズを読んでいる人向け。懐かしい登場人物にしびれる展開、エピローグでさらに今後の期待を膨らませてくれる。
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夢の競演。
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今作の「肝心」とは何を射すべきか迷うが,ミステリ小説なのだから,肝となるのはミステリだろう.それは,S&Mシリーズを彷彿させる方法で解決した.
ただ,この作品をVシリーズやS&Mシリーズという一連の作品群という枠組みで見るのであれば,なんとも中途半端な終わり方であると言える.言い換えれば,多くの伏線が張られたまま,回収を先に回して終わった.
物語冒頭に語られた内容からも,この作品は連作としての意義が強いと思う.よって,次回作が楽しみである.あるいは,次々回作かもしれないが.
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