なぜフランスでは子どもが増えるのか フランス女性のライフスタイル (講談社現代新書) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (2)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (240ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 同性よりも異性と一緒にいることが望ましい形になっている。同性よりも異性を大切にする。
    婚外子が多いのではない。結婚という形式をとらないだけ。
    住宅政策が少子化対策になる。
    移民は少子化にはあまり影響がない。
    顔を合わせず文章で先にやり取りして付き合うのは平安時代。

  • ふむ

  • フランスの恋愛事情、家族事情を、制度の面や考え方の面から解説する本。
    制度レベルだけでなく、個人レベルでも参考になるところがある。

  • フランスで現地の人と結婚・出産して暮らす筆者が、フランスの出生率の高さについて分析した本。

    なるほどフランスでは子供は3歳から全入学で無料の学校に入れらたりと、子育ての負担が日本よりも少ないので、産みやすいところもあるらしい。 

    それに女性がいくつになっても「母」よりも「オンナ」であり、売ってる服も日本より胸元が深く開いていてセクシー系など、現地で暮らす人ならではの実感なども面白い。

    なんとなく持っているイメージだと、「フランス(などのヨーロッパ、北欧の国など)はいい国で、日本はダメだな~」となりがちだが、こういった本を読むと、一長一短であり、それぞれが見習らえる部分も見えてきて、とても面白かった。

    男女の関係が色っぽく、女性が日本よりチヤホヤされ、カップル単位が基本の国フランスでは、イケてない男でも果敢に女性に声を掛けるという。なんだか楽しそうな気もするが、ちょっと生き抜く自信がないなとも思った。

  • 公的な制度の違いも大きいけど、日本は子どもを産むと女性の意識が大きく変わるのが非常に印象的だった。
    女から母に引退?しなくてはいけないような風習がいろんないみで現代を生き抜くにはストッパーになっているかも。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1961年東京生。翻訳家・エッセイスト。『パリの女は産んでいる』で第54回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。著書に『パリママの24時間』他、訳書にラシュディ『郊外少年マリク』他。家族と共にフランス在住。

「2016年 『哲学する子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中島さおりの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×