- Amazon.co.jp ・電子書籍 (150ページ)
感想・レビュー・書評
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お客さんはヤクザだったりゲイバーの人だったりホステスだったり色々な職業の人達が来るけれど、みんなお店のルールを守って楽しくご飯を食べているのがこの漫画の良いところだよなぁと思いました。
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読み終わった今、無性にバターライスが食べたい。良いものが読めました。おもしろかった。続きも読みたいです。
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少ない線でデフォルメされた絵なのに、
不思議とリアリティがある。
何もかもがくっきり見える
(ような気がする)朝と異なり、
夜はすべてがぼんやりするのかもしれない。
だってすべては深夜のお話。
世間が寝静まる時間帯、
少し眠たい頭を引きずって世の中を見る。
細かなところは曖昧となり、
見たいものだけが
くっきり見えてきてもおかしくない。
だからリアリティを感じさせる。
繰り広げられるドラマの中、
圧倒的に多いのは男と女の物語だ。
いろんな形がある。
美男美女、お似合いのカップルだけではない。
各人が持っている
とっかかり、とらわれ、過去の思い出。
そういったものがごちゃ混ぜになり、
それぞれの好みや趣味趣向が生まれる。
不思議なものだ。
時が生み出す出会いや愛もある。
その時、その場所で、
ともにしていなければ生まれない愛。
そして、それはそのまま
食べ物にも同じく当てはまる。
それぞれが好む味があり、好む料理がある。
その料理に記憶づけられた思い出があり、
味が思い起こさせるものがある。
僕が今よく食べているものも、
やがて思い出になるのかも。 -
まだ手探りな深夜食堂が新鮮だった。竜ちゃんはちょいちょい顔出してたんだな。この頃は。ゆで卵7個食いの彼は潔くスキンヘッドにするが、見た目で判断してたのはどっちかな。半分このご夫婦。ぶつかり合い愛を確かめる前に話し合えというツッコミはしちゃいかんのよな。一人にはちょっと多いレバニラがリアルだ。ビーフストロガノフの彼女は不毛な恋をやめるきっかけはさちこさんだっていうのが、めしやらしい。
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購入済み 読了