グラゼニ(2) (モーニングコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 冴えないように見える凡田なのだが、この巻ではえらくかっこよく感じる。プロ野球選手なのだから運動能力が高いのは当たり前なのに、凡田が高い運動能力を示すとそれだけで胸がすくような感覚になる。
    この巻では、ドラフト1位だった元甲子園優勝投手や、年棒10倍の左打者との対決、5人目の外国人投手など、ほかの野球モノではなかなか脚光を浴びないエピソードが並んでいる。

  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     第1巻に引き続き、内容はアニメ版とまったくいっしょ( ´ ▽ ` )ノ

     にしても、絵がひどいな(>_<)
     観客モブ、アシスタントが入れ代わり立ち代わり描いてるんだろうか? 毎回のように絵柄が変わってる(しかも作者本人の作風と相当異なっている)から少々混乱(@_@)
     第8話「倍数」の銀座ホステスらの顔はセンセイ本人が描いたの?……ひでえもんだな……(>_<)
    (以下続刊)

    2020/03/23

  • -

  • 仕事として野球をしてる人を描いているので、視点が新しくて面白い。でも、1巻、2巻と読み進めていると、なんか飽きてくる。

  • 中継ぎ投手は、肩をつくるためにしょっちょう裏で投げ込んでいるが、使われるとは限らない。先発より運動量は多いのではないかという話。
    キャッチャーは替えがきかないので、4人もブルペンに入れてるが4人目はほとんど出番がない。2盗を防げるかどうかで起用が難しかったりする。その彼に転職の話が来る。年俸500万でどこまでやれるか。
    プロ選手としてタバコは辞め、焼肉でもきちんと野菜を食べ、過度の飲酒は避け、早く帰宅する。その隣で年俸が10倍の選手が豪飲している。
    取材が行き届いていて、あるんだろうなぁプロ野球の世界 が面白い。

  •  「グラウンドには銭が埋まっている」と、プロ野球界をお金の側面から描き出す作品としてスタートしたが、2巻になるとプロ野球の世界の実情を紹介する側面が強くなってきたように思います。

     ピッチャーは運動神経と才能の塊と言われているが、そんなピッチャーも怪我に泣かされて一軍登板機会もないまま引退していく話を読むと、つくづくこの世界は実力に加えて運が必要なんだな、と思わされました。

     中継ぎ投手って地味ですが、激務なんですよね。登板機会がないかもしれないけど、それでも毎回のようにブルペンで肩を作らないといけないし、試合の流れによって肩ができあがるタイミングを調節しないといけない。こら消耗するわ…。昔、ハロルド作石『ストッパー毒島』で、中継ぎを任されていた頃の毒島が「日本では中継ぎに対する評価が低い」ってボヤいてましたが、ホントそうだと思います。

     最後の、プロ野球選手の交通事情(特に外国人の)は、今まで知らなかった話だったので面白かったです。

     こう書いてくると説明一辺倒のうんちくマンガっぽいですが、そういうことはなく、プロ野球の世界に生きる主人公・凡田夏之介の物語として読めるので、普通の野球漫画として十分楽しめます。

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著者プロフィール

長野県出身の1963年生まれ。中学・高校を野球部で過ごす。
『総理を殺せ』『おさなづま』『ショー☆バン』 等、野球に限らず様々な題材の原作を手がけてきた鬼才。『グラゼニ』 にて第37回(2013年度)講談社漫画賞を受賞。
現在「モーニング」誌上では『グラゼニ ~大リーグ編~』『昭和のグラゼニ』と2本の原作を手掛けている。

「2023年 『グラゼニ~大リーグ編~(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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