完全犯罪に猫は何匹必要か? 烏賊川市シリーズ (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ユーモアミステリー

    寿司チェーン店の社長が、自宅のビニールハウス内で殺された。
    そこには巨大な招き猫が・・・
     
    葬儀の場で起きた第2の殺人

    探偵2人や刑事2人がマヌケなようで、案外優秀で(笑)
    軽妙な文体とところどころのギャグで笑わせながらも
    肝心のミステリ部分はかなりしっかり。

    これ、シリーズだったのね
    他のも読んでみよーーっと

  • 本格ユーモア・ミステリー『烏賊川市シリーズ』の第三作目

    いつものようにタイトルに惹かれて購入。
    トイレのくだりで笑ってしまう
    二度繰り返す手法は好きです


    「事件の背後にあるものは、結局のところやはり猫なのだ。すべての猫に意味がある。これはそういう事件なのだ。」

  •  現場から消えた凶器の謎、第2の被害者の遺体にみそ汁がかけられていた謎は早めに解けた。ビニールハウスの謎は直前にようやく判った。自己採点で40/100点。
     本書を貸してくれた友人とのバカばなし。
    私「桜田門外の変の時、ひこにゃんは何をやってたんだよ?」
    彼「駕籠の中にいたんだよ」
    私「中にひこにゃんがいたら、襲撃犯が和んじゃうだろ!」

  • 相次ぐ事件。またしても密室。トリック事態は奇想天外すぎることもなく、分かりやすく予想しながら読む楽しみがある。
    招き猫のユーモラスな造形が楽しく?事件を彩る。

  • コミカルな書き方で漫才でもみているような感じで楽しめた。

  • 前編通じてユーモラスな表現で綴られる完全推理小説。
    何だか文体と相まって薄っぺらい感は否めず。
    金田一少年的なノリで気軽に楽しみたい人は良いかもですが。。。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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