ソウルケイジ 警部補 姫川玲子 (光文社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 光文社
3.77
  • (8)
  • (27)
  • (16)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 261
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (371ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私はこの文体が好きで、感情とか心情とかあんまり書かないで主観と客観を使い分けて事実だけ淡々と…
    とても迫力があり、気持ち良く読めます。→シンメトリーへ

  • 父性の狂気を体感することができる。

  • 男の執念を感じた。
    我が身を犠牲にしてという話はよくあるが、

    しかし、よくこんな方法を思いついたものだ。

  •  圧倒的に男性が多い警察社会で、懸命に仕事に励む姿にひかれる。同じ班の刑事たちの個性も一人一人好ましい。日下警部補も、彼女は天敵扱いしているが、存在感がある。捜査の取り組み方も丁寧に記述されているようで、好感が持てます。

  • ドラマで内容は知っていたけれど、
    小説で読むとまた一段と辛く苦しいお話だった。

  • 姫川シリーズ第2弾。
    第1弾よりスピーディな感じ?
    面白かった。

  • なんとも言えない切ない事件の真相でした。

    ストロベリーナイトの続きらしいけど、わたしはストロベリーナイトを読んでいないので、なにやらわからない部分もありましたが、一話完結です!
    ストロベリーナイト読みたい!!!

    できたらこういうシリーズ化されてるものは、タイトルにその旨報告が欲しいよなぁ。

    と思うわたしです。

    読んでからシリーズだって気がついた時のやっちまった感半端ないし。たまたま妹の本でカバーもなく裸のまめだったので、あらすじも読めなかった。。。。

  • 気分の良くない終わりかた

  • 再読。こんなにも温かく、残酷で、胸が詰まる素晴らしいミステリに出会えたことに感謝です。
    本作ではトリックの技巧的な部分だけでなく、動機や背景などもひっくるめて二重三重に仕掛けが施されています。
    それを犯人心理に踏み込む直感型の姫川と、主観や勘を排除した客観型の日下の別視点から辿った情報が集約され、一つに合わさった時に驚愕の真実が浮かび上がる様は何とも鳥肌が立ちます。
    しかも本作の本当の価値はそれら仕掛けそのものではなく、裏に隠されているドラマの部分にあるのですから、本当に贅沢すぎます。
    とんびに続いて父号泣です。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

誉田哲也の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×