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感想・レビュー・書評
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ゲーム「文豪とアルケミスト」のイベント『二葉亭四迷を転生させよ』で残念ながらお迎えすることができなかった二葉亭四迷による、エスペラント紹介です。
これに先立って二葉亭四迷が出版した「世界語」の内容が未見なので確信は持てないけれど、多分その本の導入部のダイジェスト的性格の文章と思う。
いかにしてエスペラントは生まれ、諸国で必要とされ、世界中に広まっていっているか。そして、エスペラントを使って日本の文化を世界中に発信していこうということを、軽妙な語り口でコンパクトに述べている。
僕がエスペラントを知ったのは小学校高学年か中学生の頃だけど、その時に感じたものすごいワクワク感が、この話を読んで蘇ってきた。
この「エスペラントの話」当時、新しい言語・エスペラントは世界的に広まり、一部では盛り上がりをみせていた様子。英語を話さない人々からは、お互いが言葉でハンデを負わない世界語という考え方は、とても理想的に思えたことだろう。
それから長い年月が経った。エスペラントは世界共通語の地位には上り詰めなかったが(別にそれを目指していたわけでもないし)、今でも世界語として地球上の数多の国の人々が新たに学ぼうとしている。それは多分エスペラントの理念がステキだからだと僕は思う。
2018年、日本でエスペラントは新たな局面を迎えそうだ。キーワードは「ユリアーモ」。iPhoneアプリに移植されたら買ってしまうだろう…。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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