惡の華(3) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     いやもう、いったいどこまで行っちゃうんだ、春日&仲村&佐伯さん(゚д゚)!
     ノーフューチャーでデンジャラスかつ甘美で腐敗した三人の大冒険から目が離せない( ´ ▽ ` )ノ

     ところで、マンガの魅力の一つに「さり気なく描かれた本棚」というのがあるけど、本作中でもなかなか興味深い書名があちこちに散見された( ´ ▽ ` )ノ
     タイトル借用している「惡の華」はもちろんのこと、「パーマーエルドリッチの三つの聖痕」「メタモルフォセス群島」「虚無への供物」等々……( ´ ▽ ` )ノ
     意外なのは、ここまで安部公房(「箱男」とか)や寺山修司についての叙述がないこと……(´ε`;)ウーン…
    「初恋・地獄篇」や実験短編映画(「迷宮譚」「審判」「消しゴム」「檻囚」そして「トマトケチャップ皇帝」……ああ! 本書が好きな人なら絶対ハマるはず!)なんて、モロコレだと思うんだけどなあ……(´ε`;)ウーン…
     ま、4巻以降で言及されるのかもね( ´ ▽ ` )ノ

     1~3巻、ドキドキゾクゾク(大森靖子風*に言えば「ZOC ZOC 吐きそうだ好きだ、ZOC ZOC てめえだろぼくは」)たっぷり堪能できたから、ひょっとしたら続巻も購入して読むかもしれない( ´ ▽ ` )ノ
    (*大森靖子の楽曲も本書の世界に近いと思う)

    2020/02/24

  • 1-3巻まで読了。閉鎖的な地方都市に住み、ボードレールの悪の華を読みふけり、自分はまわりのやつらとは違うと思う少年。その少年の弱みをにぎり、変態としてすべてをさらけださせようとする仲村さん。少年の憧れの的の少女。自分の悪事をさらけだそうとするも寸止め、地方都市の枠外へ踏み出そうとするも、三者鉢合わせで、結末は…と。つづきが気になる。

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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