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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (218ページ)
感想・レビュー・書評
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星先生の短編集はいくつか読んできたが、今回まさかのシャーロック・ホームズのパロディがあって驚いた。
『いじわるな星』『万能スパイ用品』『歓迎ぜめ』『接着剤』『抑制心』が面白かった。特に『抑制心』は、とても短いのに予想できない見事なオチだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宇宙パトロール隊が偶然発見したジフ惑星はすばらしい星に見えた。人口過剰の地球にとって、この上ない植民地であり、別荘地である。かくして、基地の建設が始められたが、次々とその目的は、不思議な幻の出現によって攪乱される……。限りなき人間の欲望を抉る「いじわるな星」の他、29編を収めるショートショート集。
事故により、脳を残して、全て人工の身体となり、ひっそりと一人で暮らしていたムント氏。訪ねてくるのは週一回の合成血液の配達人だけ。ある日、外の世界に繋がるテレビと電話が通じない。しかたなく外に出ることにしたムント氏。そこは動くものがなにひとつない世界だった。「凍った時間」ほか、29篇。
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