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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (252ページ)
感想・レビュー・書評
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非常に面白かった。
坂口安吾は、デカダンだった。しかし、生きることに真剣で、書くことが人生だと考えていた。
全てにおいて真剣勝負で生きている男の熱い気持ちが伝わってきた。
太宰治の自殺に関して書いた文章でも、ふざけているようでもいて、実は真剣に生きることを訴えている。
読んでいて思ったのは、坂口安吾は、自分の感覚を直接文章に流し込むことができる人だったのだな。そこには、気取りがなく、要するに本音をぶつけているのだ。その点に感動した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
坂口安吾の日本論がなかったからいったんこっちで登録。
だらけたひとだとなんとなく思ってたけどありえない勘違い。
力が抜けているのに芯があってハッとさせられることがたびたびあった。
一段高い位置からの視点を持つ人。