ロスト・シンボル(下) (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 前作、前々作と比べると物足りなかった気がしまする。

  • 意外な結末。一通り事件が解決した後の話が長い。

  • テンポが好き

  • えーっとね……。
    まあ、そうなるんじゃないかとうっすら危ぶんではいたんだけど(^_^;;(^_^;; 
    なんつうか、死んだ人たちが浮かばれないような。

    ほかは犯人もふくめてぜんぶおもしろかったからいいんだけどね。

  • 犯人は予想外でした…

  • ダン・ブラウンの著書は、話題になった順に、ダビンチコード、天使と悪魔、ディセプションポイント、バズルバズレスと読んだのだが、著作順で言えば、本書がダビンチコードの次に書かれた著書となる。
     上記のいずれの作品も、意外な悪役の設定と、事件の謎を解く科学的な考察をするヤッピーの戦いの構図である。天使と悪魔くらいから、謎解きと事件解決にややギャップが出始めて、本書では、完全に事件解決が謎解きの途中で完了すると言う状況になってしまった。その結果、いつもの複雑な背景を理解する遅読のフェーズから一気読みのフェーズの後に、複雑な謎解きだけの遅読のフェーズへと逆戻りする感があった。
     実際読んでいて、上中下とほぼ一気に読み終わるかに見えて、最終謎解きフェーズで、一気に読む気がなくなり、なんとか惰性で最後まで読み終えたと言う感じでした。
     おそらく、本書がダンブラウンの著書の卒業編で、もう手はつけない気がしました。
     とは言え、実際一気読みのフェーズでは大変楽しく、通勤の苦労を忘れさせてくれた事も確かで、特に、人類が過去に今よりも多くの知恵を持っていたと言う過程には、うなずくところが有りました。小生的に見れば「デジャブ」と言うやつで、伝統的な懸案が一気に解決できた瞬間に、あたかも過去からとっくに解決されていた事項だと見なす考え方と良く似ています。例えば、メンデル遺伝以前に唱えられていた、粒子説が、遺伝子と言う言葉で一気に解決されたり、プラトンのイデアがDNAで一気に理解できたりと言う「デジャブ」と同じようなものです。なんて事を考える機会を与えてくれただけでも、元は取れたかと思います。

著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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