おおきく振りかぶって(9) (アフタヌーンコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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  • 【概要と感想】
    監督が20代前半で胸も大きい高校野球のチームがあったらメディアは”そーゆー扱い”をするかもしれない。
    でも、”そーゆー扱い”をされるのは嫌。

    なぜなら、カントクはカントクらしく、他のチームのカントクと同じか、
    それ以上にチームのことを考え、チームに時間を使っているから。
    西浦の女カントクはバイト代までチームに使っている。

    そんなカントクをちゃんと取り上げないのは嫌と思えるほど、
    入部してから3ヶ月という短期間で、選手がカントクを信頼しているのはいい状態なんだろう。

    現実世界で”そーゆー扱い”されていた選手はハンカチ王子とか女子サッカーの川澄選手とかなのかな。

    本編に戻ると、そんな西浦高校は1年生だけで挑んだ夏の大会1回戦で前年優勝校の桐青を下し、
    次の試合へ進む。次の相手を決める試合を観戦していると、1回戦10割の凄い1年生キャッチャー発見。
    その試合でも4の3でサヨナラホームランまで打った佐倉大地くんがマスクをかぶる埼玉高校が次の相手に決定。

    次の試合の作戦を練り、三橋がマウンドを手放さなかったワケがなんとなくわかってくる9巻。
    徹底的に無視されている時、自分がそこにいることを自覚することでその時だけはイジメられている状況から脱することが出来る。

    そんな理由でマウンドに立ち、こだわっていた三橋と西浦高校の次の相手は埼玉高校と佐倉大地くん!

    【入手きっかけ】
    買い続けてる、今、一番好きな野球漫画シリーズ!

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著者プロフィール

埼玉県さいたま市出身。
法政大学文学部を卒業。1998年、ひぐちアーサー名義でアフタヌーン四季賞を受賞し、デビュー。
現在、「アフタヌーン」にて『おおきく振りかぶって』を連載中。同作品で2006年第10回手塚治虫文化賞・新生賞、2007年第31回講談社漫画賞・一般部門を受賞。

「2022年 『おおきく振りかぶって(36)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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