賢者の書 [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 955
感想 : 130
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感想・レビュー・書評

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  • 同じことを何回も繰り返して書く傾向がありますが、内容はピカイチです。
    そういうことだったのか、確かに!と自分の人生を考え直させてくれるし、人や物の見方が変わりますね。
    これから生きていくのが楽しみになります。
    素直に学ぶ、全員賢者。

  • ファンタジー自己啓発な一冊。著者はこの手の本を多数書いているようなので、好きな方は著者縛りでまとめ読みできます。ただページ数の割に長いなという印象を感じました。見開きでパッと読める自己啓発本を多く読んできたからかもしれません。内容は納得感があるものが多く確かに全部実践できている人は賢者と言えると思いました。

    ■なにになるかではない、どんな人間になるか
    職業ではなく、その人の考え方、あり方が成功を決める。人間ができていたらその人がどの仕事であるかは問題では無いそう。確かに、成功者って色んな分野でいますもんね。

    ■失敗はない
    失敗ではなく、自分のビジョンに向かうためのピースを得ているだけ。本書でも紹介されますが、エジソンはたくさんの失敗のあとに、「失敗する方法を見つけただけ」といって結果的に数多くの発明をしました。失敗、特に自分の中で「最悪!」と思うことが起こると「二度と成功しない」なんてふうに思ってしまいませんか?やり方が違っていただけ、視点が悪かっただけという風に思えるか?あなたはどうですか?

    ■さっと読みたい方は
    各章の最後に「第xの賢者の教え」が載っているのでそこだけ読むと、エッセンスを効率よく知ることができます。

  • 一人一人の賢者の教えが大切なことで、これからの人生に活かしていけるものばかりでした。それがこの一冊に詰まっている感じで、側に置いておきたい本になりました。

  • この本を読むと、自分では理解しているように見えて、理解していなかったこと、また、自分に足りないものが見えてきます。最も共感できたのは、「成功するためにまず考えなくてはいけないのは、何になりたいかではなくどんな人間になりたいか」「昨日までの自分がどうだったからということに関係なく、人間は今日から新しい人生を始めることができる。」

  • 人生に行き詰まっていたアレックスは、賢者を求めて旅をする不思議な少年と出会い、『賢者の書』を読み始める。

    Prime Readingでレンタル。喜多川泰作品は初めて読む。自己啓発っぽい内容で人気があるようなので手を出してみた。少年が賢者たちに人生の知恵を教わるという、まぁ説教くさい物語なのかなとタイトルと紹介文から想像していたところ、大体はその通りだけれど、内容が良かったので拍手したい。期待以上に学ぶことが多く、素直に受け入れられる良質なお話だった。少年とは別に、50代の聞き手が用意されているのも上手い。この作家については、他のタイトルもいくつか読んでみたい。

  • 読み終わって、何かをしよう!はじめよう!変わろう!って思うのにもう手遅れだわって思う必要ないなって思わされた。主人公は50代のおじさんサラリーマン。ただそれなりに生きてきたけど、うまくいかないことが多く、思い立って以前住んでた場所でゆっくりしようと思っていたところ、サイードという少年に出会ってその少年の物語を通じてそのおじさんはハッとさせられる。

    人生は選択の連続。それぞれの場面で選択してきた結果が今の自分。選択してきた結果の辛いこと悲しいこと楽しいことは自分を形成する一つの大事なピースだし、出会った人たち出会うべくして出会った人たち。自分を形成してくれた出来事や人たちには常に感謝してありがたいと思って生きていきたいな。そう思うことで何事も前向きに捉えられそう。

    何になりたいかよりもどうありたいか。永遠の目標。ちょっと考えてみてもいいかも。

    誰一人同じ人はいなくてみんなそれぞれ違う。自分は世界でたった一人の存在でとっても貴重な大事な一人。考える規模はかなり大きいけど、地球がなんらかの力で誕生したように、わたしたち一人ひとりには無限大の可能性がある大事な一人。自分なんてって思うことが多し、自己肯定感低いけど、自分は自分でしかないし、無限大の可能性秘めた一人であるよなって思うとなんだか無敵になれる気がする。みんな違ってみんないいよね。自分は大事な一人って認識できたら、自分以外の人、他人も大事な一人。自尊心があれば他尊心も生まれるよね。自分へもだし、他人を思いやれる心を常に持って生きていたい。
    子どもが生まれて親になったけど、子どもが自分も大事だし、他の人も大事って思いやりのある優しい子に育って欲しいな。そうなるには育つ環境は当たり前だけどとっても影響あるから、試行錯誤しながら教えて?いけたらいいな。かける言葉だったり与える行動をもっと考えて子どもに関わっていかなきゃなって思った。教える言葉、行動で子どもは自分をどんどん形成していくからね。親ができる子どもへの簡単だけど大事なプレゼントは言葉だよね。「あなたは大事よ。大好きだよ。どんな時も味方だよ」親がかける言葉がたくさん子どもの盾になってくれたらいいな。

    人生を楽に大事に生きていけるようなヒントがたくさん散りばめられた自己啓発本だった
    ふとした時に読むといいかも

  • 何冊か「自己啓発」の本を読んだ流れで読みました。

    他の本にも書かれていることも書いてあるのですが,
    この本にしかない,一歩進んだ考え方を知ることができる1冊です。

    「自尊心」と「他尊心(筆者の造語)」より
    自尊心は他尊心とちょうど同じだけ高く持つことができる。
    他尊心はどれだけ高くしてもよいが,自尊心が他尊心を超えてはいけない。

    この考え方は,良好な人間関係を築くための素晴らしい考え方だと感心しました。

  • パズルのピース、大いなる力という考え方が面白かった。ピースに良し悪しはなく、自分の人生を振り返った時に必要なものだったと気づくことが、伏線回収みたいでワクワクするなーと思った。

  • 最近お気に入りの喜多川奏さんの初出版作品。
    少年のサイードが8人の賢者と出会い、それぞれの賢者から賢者になるために必要なことを学んでいき、成長していく物語。
    物語がサイード目線で書かれているので、読者も実際に賢者から話を聞いてるように感じ、多くのことを学ぶことができる。
    賢者とはどういう考えを持っているのか、賢者になるためにはどうすればいいのかが、とても分かりやすく書かれている。
    人生を変えたい人、なにかきっかけが欲しい人、漠然とこのままに不安を感じている人などにとてもおすすめ。

  • 第1の賢者の教え 行動
    第2の賢者の教え 可能性 自分には世の中に新しいものを生み出す無限の可能性があると気づき行動を起こすとき、自らの心だけでなく、宇宙を創り出した大いなる力が、さまざまなかたちで手助けしてくれる
    第3の賢者の教え 自尊心と他尊心
    第4の賢者の教え 目標 どんな人間になりたいか
    第5の賢者の教え 今 今日一日、成功者としてふさわしい過ごし方をする
    第6の賢者の教え 投資 自らの人生という貴重な財産を、時間という財産を投資
    第7の賢者の教え 幸福 他人を幸せにすることを探す人々
    第8の賢者の教え 言葉 人間が一番よく聞くのは、他の誰でもない自分の言葉である
    最後の賢者の教え① 感謝
    最後の賢者の教え② 与える
    最後の賢者の教え③ 誕生 人間は何度だって生まれ変わることができる

著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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