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感想・レビュー・書評
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新世界より→悪の教典からの青の炎。新世界よりはしばらく世界観から抜け出せないほど衝撃を受け、悪の教典はさくっと読めた。青の炎はまた違ったテイストで、こんなにそれぞれの本で違う読了感を残す作家さんもいるんだなと。貴志祐介さんの作品は、3分の1くらいまではあまり気が進まないまま読んでいるけど、突然止められなくなってしまう。有名な3作品を読んでしまったので、次は何を読もうかな。
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なんだかんだ最後まで無敵だった大門
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高校生の青年がお母さんの元別れた旦那から、家族を守るための愛がある悲しい物語。
主人公は、とても頭が良く、家族を守るために完全犯罪を犯す。家族を守るために犯罪を犯し、歯車は狂い出す。
傷つかない人がいないように、自分でたくさんのものを背負ったままラストを迎えるのはあまりにも辛かった。 -
そんな落ちかなとは思っていたけれど、切ない
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貴志祐介版、青春ミステリー。
二宮くん主演の映画も良かったけど、原作も素晴らしかった。
若さ故の空回りで、結果は空虚だけど、主人公の自信と想い入れが読者に迫りくる臨場感。
あちこちで評価が高いけどハードル上げたくないので、軽く読めるのし、気楽な気持ちで読んでほしいな。 -
素晴らしかった。
主人公の心情描写に心を引き込まれた。 -
最後まで大切な人の幸せを守りたくて必死だった秀一。しかし彼の行動は決して誰のことも幸せにできなかった。
彼の優しさ、事態をどうすることもできない無力さ、そして最後に誤った手段を選んでしまった幼さに胸が締め付けられる想いがした。
決して許されない、間違った方向へ正義を向けてしまった少年。しかしながら、それを頭ごなしに非難できないほど、切なくやり切れない一冊。 -
初めて”ちゃんと”読んだ本。