オケ老人！ (小学館文庫) [Kindle]

著者 : 荒木源

• 小学館 (2010年12月2日発売)

感想・レビュー・書評

[neginohanaさんの感想 · 2023年11月8日]

おもしろかった～。主人公の中島の気持ちは痛いほどよくわかり、応援したくなる。

ロシアのスパイの話は、初めは何の関係があるのかわからなかったが、だんだんわかってきた。これもちょっとしたスパイスになっていると思う。

まあ、「そんなことあるかよ？！」という部分はたくさんあるが、結局ハッピーエンドになるのだから、それもいい。最後の坂下さんとゴルゴンスキーの話には驚いた。そうきたか～

Audibleの朗読も素晴らしかった。

[アワヒニビブリオバトルさんの感想 · 2023年5月6日]

第79回アワヒニビブリオバトル「24時間耐久ビブリオバトル@オンライン」第2ゲームで紹介された本です。オンライン開催。チャンプ本。
2021.09.18

[chaiqさんの感想 · 2023年1月28日]

老人が大活躍。コメディタッチだから読みやすい。

[nekohoumuさんの感想 · 2016年11月18日]

老人ばかりの弱小オケに間違って入ってしまった青年と、老人たちの成長物語。当初はまったく演奏ができなかったのが、クライマックスの素晴らしい演奏ができるようになっていく展開は感動的です。また、物語の本筋と並行して展開されていくロシアのスパイ物語も特に後半部でドキドキさせてくれる展開に。
ただ、個人的には、主人公の指揮者が恋する女性がロシア人と結婚してしまうという結末があまり好きではないです。かなり唐突。

[ほんやだワンさんの感想 · 2016年2月8日]

タイトルのインパクトが（笑）

ウメキョーみたいなオーケストラが、本当に存在するとうれしく思う。

著者プロフィール

1964年、京都府生まれ。東京大学文学部仏文科卒、朝日新聞社に入社。2003年『骨ん中』でデビュー。2010年『ちょんまげぷりん』が錦戸亮主演で映画化され、2016年には『オケ老人!』が杏主演で映画化された。著書に『探検隊の栄光』『けいどろ』『大脱走』『ヘビメタ中年！』『独裁者ですが、なにか？』『早期退職』など。

「2019年 『残業禁止』 で使われていた紹介文から引用しています。」