- Amazon.co.jp ・電子書籍 (184ページ)
感想・レビュー・書評
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『死』を考えるということは『生』を考えることだ。
あなたは今生きているから、何だってできるんだ。
とても良い作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の本は、いつも心にたくさんのものを残してくれる。
本書も、乳ガンで死を考えたことのある50代目前のオバサンの心に響いた。
ある職業に就くのは、夢を実現するための手段のひとつにすぎない、というのが一番心に残った。
私は年齢的にも経歴的にも職業の選択肢は少ないけれど、それは障害にならないと思うことができた。
「できないという先入観を捨てる」。子供の頃、母親から「お前は何をやってもあかん」と言われ続けて、私は何も成すことのできない人間だという考えがこびりついていたが、捨て去る努力をしよう。 -
これも良い本でした。もっと若い時に読みたかった、という気分にもなりますが、ライフリストは今からでも、生涯更新し続けるものということで。
ライフリスト
1枚目は、自分の行きたいところ、できるようになりたいこと、将来やってみたいことや達成したいこと(take のリスト)
2枚目は、自分の人生の中で他の人にやってあげたいこと(giveのリスト)
円はありがとう
「ありがとう」をもらう方法を考える
コンプレックスを魅力に変える
内部に、外に漏れるくらいの明るい光を燃やす
手段を目的にしない
目的達成の方法は一つではない
できないという先入観を捨てる
首輪に繋がれた動物園の動物にならないように
人生において決してできないということはない -
今の自分が読むに相応しい一冊でした。死を考えることは生を考えることだったんだなあ。何をすればいいか分からない人、迷ってる人に勇気を与えてくれると思いました。
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「死」から「生き方」を教えてくれる本。
逆算して考えろと良く言われたりするが、死から逆算して人生を考える人はなかなか多くないと思う。
実際に逆算してみるとわかるが、もちろん暗い未来を想像する人なんて誰1人としていないだろう。
誰もが明るい未来を想像する、だがそれを手にしようと本気で取り組める人はそう多くない。
皆途中で諦めてしまう。(自分もそう)
"明日を生きることを約束された人なんてこの世に誰もいないのに 、どうしてみんな今日一日をもっと大切にしないんだろう"
死と隣り合わせで生きてきたハルカからのこの言葉は、心に突き刺さるほどの鋭さを持っていた。 -
ハルカからの質問に、自分はどうだろうと考えながら、書き出しながら少しずつ読んだ。エネルギーが必要で、かなり期間と時間をかけて読了。
人生の教科書のような1冊でした。また、読みたい。 -
読みやすい内容だった。手紙の中でお父さんが生きてる、という設定がよかった。
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大好きな喜多川泰さんの物語型式の自己啓発本です
その中でもこの本はかなりのお気に入りです
これから未来のある中高生にもお勧めですが、会社の経営者の方なんかにも読んで欲しいかも…なんて思いました
学生には親や先生から無理だと言われても、そんな事で諦めないで欲しいし、会社は儲ける事ばかりじゃなく感謝される事も考えて欲しいなと共感しまくりでした
この本に出逢ってから、お店の会計時に「ありがとうございます」って言う自分が居ます^^; -
主人公ヨウスケがハルカと出会い仲良くなっていく。
お互いが自分のやりたいこと見える化していく。
ハルカのお父さんの教えが胸に刺さる。
この小説は、ヨウスケとハルカの話を自分(読者)に置き換えて読む進めるべき内容でした。 -
明日が来ると約束された人はいない。
出来ないと言い切れる理由なんてない。
自分の人生を自分らしく、自分だけにしかできない素晴らしいものにするために、今日1日を大切にして、一歩でもいいから夢に近づいていく生き方をしようと思います。