さいはての彼女 (角川文庫) [Kindle]

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著者 : 原田マハ
  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (129ページ)

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さいはての彼女 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この短編集を読んだら、旅に出たくなった。

    日常でつまずいた人々が、旅先で新たに自分を見つめなおして、また日常に戻っていく。物語は違っても大まかな流れは似ている短編が4作。
    現実にはそこまで簡単に割り切れるものではないけれど、この物語のようであればどんなに楽しいであろうと思う。

    表題作の「さいはての彼女」と「冬のクレーン」が特に印象的だった。ハーレーを駆る女の子の周りに吹く風のなんと清らかなことか。北海道の大自然の景色が目に浮かぶような描写と空気に心が洗われる。そして「冬のクレーン」も真冬の丹頂鶴の生息地を舞台に、そこに暮らす人々と旅人の温かい心の交流に、私の気分も暖まった。

    学生時代のように、時間に縛られない旅がしたい。

  • 4編のいろんな話があるのだけど、つねに、凛とした清々しい空気感のなかにいた。

    その空気感が心地よく一気に読み進めた。

    本文より↓
    ==========================
    「線」はどこにもない。もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。お前が勝手に引いた「線」なんだ

  • 最初に読んだ『楽園のカンヴァス』が面白かった、原田マハ。
    おりを見て、これまでに発表された小説を読んでいます。
    今回はKindle版が発売されている文庫の中から、この作品を選んでみました。
    4つの短編が、収められています。
    表題となっている作品の主人公は、女性社長。
    会社の業績を拡大してきた彼女ですが、苦楽を共にしてきた秘書から突然、「会社を辞める」と言われます。
    釈然としない気分の中、時間をやりくりして、その秘書に手配してもらった旅行に出かける主人公。
    しかし、沖縄に行くはずだった旅行の行き先がなぜか、北海道の女満別になっていて・・・という始まり。
    4作品中の3作品が、女性が一人で旅をする、という設定になっています。
    社会的な成功を得ながらも、なぜかモヤモヤした気持ちを抱いて、人生の分岐点とも言える40歳前後を迎えた女性たち。
    そんな主人公たちが、日頃の肩書きの通じない旅先で人と出会い、自らを省みる。
    その過程が、ユーモアと情感を込めた、この作家さんらしい筆致で、描かれています。
    女性の読者を意識して書かれた作品なのかもしれませんが、男性の自分にも十分、楽しめる内容でした。
    旅というのも、原田マハ作品の重要なキーワードですね。
    今回も楽しく読めたので、これからも作品を探して、読んでいきたいと思います。

  • この作品は、気がめいったときに読むと良いと思う。気持ちをえぐるような深い主張やリアリティはないけれど、疲れた気分を癒してくれるようなすがすがしさを感じることはできる。女性ばかりが主人公なので、そのような作品が好きではない人には向かないと思うけれど。

  • 2014/10/1 AmazonにてDL購入。(角川フェアのため¥555を¥250で)

  • バイクは乗ったことがないけれど、風になるってこんな爽快なのかと読了したあと、とても爽やかな気分になった。
    主人公の潔さが気持ち良い。

  • 旅っていいですね。
    原田さんの世界観や言葉が好きです。
    ハーレーと旅の魅力が満載でした。

  • 傍若無人に仕事をして来た女性経営者は,秘書のささやかな報復で最果ての地に降り立った.そこで彼女は人生を変える一人のバイク乗りと出会う・・.女性と旅と再生をテーマにした、爽やかに泣ける短篇集.読み終えて,カッコイイと唸ってしまった.主人公をカッコイイと思うことはしばしばあるが,作品がカッコイイと思ったのは初めてかもしれない.とても素敵な物語でした.バイク好きの方には特におススメ.

  • 最近の作品かと思ったら
    初期の作品だったみたい。
    完成度が低い。。。

  • 長年生きてれば、そりゃつまずくことだってあるけど大丈夫。私たちには旅がある。美しい景色や、きれいな水や空気や、新たな出会いがある。そうだよね。そのとおり。
    やっぱり原田マハさんとは気が合うな。原田宗典さんも好きだもんな。

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