徳川家康(8) 心火の巻 (山岡荘八歴史文庫) [Kindle]

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  • 前半のメインは本能寺。面白いのは信長の正室の濃姫の視点で描かれているところで、男なら名将と言われる武将になっていたと思われる彼女の死に様が印象に残る。
    中盤は家康の脱出劇と、秀吉に攻められて惨死する光秀が描かれる。長い物語の第一部終了といった巻。

  • 本能寺の変、家康の伊賀越え、天王山の戦いを描く。
    明智光秀は暴君に仕える悲劇の反逆者という印象を持っていた。しかし、本作では、短慮のすえの決起でしかない。信長亡き後の光秀の苦悩がしっかり描かれている。
    ますます、宗教家じみてくる家康はどうなのか。主人公ゆえの神格化か。共感はない。
    黒田官兵衛の活躍がないと思ってしまうのは、大河ドラマのせい?

  • 本能寺の変 山崎の戦い

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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