孤高の人 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 山登り大好き文太郎マンの人生。
    高校で出会った友人をきっかけにクライミングにのめり込むが、自分のせいで先生を死に追いやったりして色々大変。
    高校中退するも、人との接点を極限まで減らしつつ趣味の山を楽しむ文太郎であったが、再開した同級生が軒並み落ちぶれてて笑いが止まらなかったw
    そこもまたリアリティがあって良かったね。
    途中から文太郎を崇拝する後輩が現れるのだけど、家庭をもった文太郎に嫉妬してどんどん山にのめり込んでいく様は無様ぶざま!
    文太郎って思慮深くて常に冷静に山と向き合っててかっこいいなって思った。
    実際のモデルの方は31歳で亡くなってるらしいけど、漫画ではハッピーエンドになってて良かったね。

    巻を進めるごとに描き込み具合もどんどん上がっていって、最終巻では写実的すぎて笑った。登山表現してるわ。
    あと坂本眞一先生の漫画は抽象的な表現?っていうか、この時の気持ちはこんなイメージ!!みたいな描写が多くて最高だよ。イノサンも良かった。 

  • 全巻読了

  • 原案の小説があるらしい。おすすめ漫画でよみました。クライミングもボルダリングも詳しくないけど主人公の高校生森文太郎の心の闇となんだか天性のクライミングセンスで面白くなりそう。

  • Yahoo!コミックで拾い読み。これは手を出したらあかん漫画だと思いながら手にとってしまったが最後一気読みで。かなり気持ちがえぐられた。決して、気持ちのいい物語ではない。協調性皆無の森文太郎がクライミングに出会って、クライマーになっていく物語なんだが、協調性ないにもほどがあるし「孤高」なんだよな。「山っていうヤツは気まぐれだ…父のように厳しく突き放したかと思えば、一点して母のように優しく迎え入れる時もある」迎え入れられたのが幸か不幸か。はてさて。

  • Kindle期間限定無料版にて。
    うーむ。暗い。
    話としては面白いが暗い。
    僕の思っている孤高の意味が間違っているのかもしれないが、今の段階では孤高というよりは孤独。
    しかも不器用であるが故の仕方なしの孤独。
    言うなれば寂しいヤツ、かわいそうなヤツという印象。
    まあ見下してしまうというレベルですね。
    理想のためならば孤独にも耐えられるというより、コミュ障だから孤独でいるしかない、ホントは孤独は寂しいんだよーといった心の声が聞こえてきそうです。
    まあこれからどうなっていくのかですね。
    無料分だけは読みます。

  • 以下、17巻までまとめ読み。
    面白かったが、登山が全くできないので、凄さがまったイメージできず「すげーなー・・・ありえねぇーだろ」程度のお粗末な感想。
    ところどころ、東十条の商店街や、王子5丁目の団地、十条台から王子3丁目への坂道、赤羽駅前など、知っている景色が出てて楽しい。
    年をとるごとに高所恐怖症になり、ロッククライミングや登山ができる人を無条件に尊敬してしまう。
    今10代だったらやってみたいな。
    「うっかり」だから、あっという間に滑落してるか・・・

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