山登り大好き文太郎マンの人生。
高校で出会った友人をきっかけにクライミングにのめり込むが、自分のせいで先生を死に追いやったりして色々大変。
高校中退するも、人との接点を極限まで減らしつつ趣味の山を楽しむ文太郎であったが、再開した同級生が軒並み落ちぶれてて笑いが止まらなかったw
そこもまたリアリティがあって良かったね。
途中から文太郎を崇拝する後輩が現れるのだけど、家庭をもった文太郎に嫉妬してどんどん山にのめり込んでいく様は無様ぶざま!
文太郎って思慮深くて常に冷静に山と向き合っててかっこいいなって思った。
実際のモデルの方は31歳で亡くなってるらしいけど、漫画ではハッピーエンドになってて良かったね。
巻を進めるごとに描き込み具合もどんどん上がっていって、最終巻では写実的すぎて笑った。登山表現してるわ。
あと坂本眞一先生の漫画は抽象的な表現?っていうか、この時の気持ちはこんなイメージ!!みたいな描写が多くて最高だよ。イノサンも良かった。