- Amazon.co.jp ・電子書籍 (184ページ)
感想・レビュー・書評
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この本を読むことで株の投資における本質を学べる。
株式投資の本来の意味から始まり、
株で儲けるための原則や方法まで幅広く書かれています。
ただ、「臆病者の株入門」とありますが、
株の初心者にとっては難しく感じると思います。
・株を実際に始めてはいるけどいまいちピンときていない
・株を買う際に見るべきポイントがわからない
・株の勝ち方と逃げ方がわからない
という方にはおすすめの一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
株式投資というものについて丁寧に説明し、時系列的に経済理論の変遷を辿りながら様々な投資法を解説・検討している。 最終的にはインデックス投資が最強・安心という一点に収束していた。
また、今年の7月にこの世を去った和製バフェットの異名を持つ竹田和平さんについて触れており、個人的には本書で語られる彼の投資スタイル(とことん人を見る)に男前な匂いを感じた。
和平さんのポートフォリオを調べてみると主に製造業を中心に中小企業へ投資を行っていて、実業としてわかりやすい分野は小細工など労せずともストレートにしっかりとしたファンがつくのだなと思った.
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著者はインデックスファンド推し。
著者の経歴が気になる。「作家」としか書かれていないが、金融についての造詣の深さには目を見張るものがある。
頭のよさといい、文章のキレといい、何者だ、コイツ?という感じ。株式投資の説明でイデア論とか持ち出してくるような人。
『~億万長者入門』のほうがより入門編かも。本書のほうが数値による議論が多いので、後に読むことをすすめる。
太田忠氏の著作と合わせて読むと、相補的に理解が深まるだろう。 -
Audible にて。
タイトルからして最終的にインデックス長期投資をおすすめするのはわかっていたが、過程の考察がなかなか面白かった。 -
2022年28冊目。184ページ、累計7930ページ。満足度★★★☆☆ 2006年発売、昔読んだ本を音声版で再び聴く
当時の新鮮さは、正直、今聴くとないが、橘玲の本をまだ読んだことがない人にとっては、良いかもしれない。当然、データは古い。なお、私は『臆病者のための億万長者入門』の方が好きだ。 -
株式投資はギャンブルなのか。
確率論から客観的な事実を元に著者の考えがまとめられている。
株でもうける方法は2つ。ひとつがバフェットの「実際の価値より安い株はどれか丁寧に研究し、市場がそれに気づき株価が適正価格になるまで長期保有する」、ふ
たつ「全世界の株価と連動させるインデックスファンドを所有する」。
著者の本を何冊か読んで、全てに言えるのだが、まったくの投資初心者の1冊目にはややわかりにくい。なのに本書の内容は何冊か投資本を読めば達しているような結論だった。
ちょっと投資初めてみましたくらいから、それ以上に投資経験がある人が、皮肉交じりの語り口の著者の説明をうんうん、わかるわかると思いながら読むような本。
いまいちど、おいしい投資話は詐欺、と気を引き締めらるために読むと良いかも。 -
- とにかくこの本を読んでインデックス投資をしようと思わされた。力のある本。
- バフェットが「企業の価値に対し大幅に割安な価格」にこだわるのは、株式投資が偶然のゲームであることを知っているからだ。株価が安ければ安いほど、賭けに勝つ確率は高くなる。それが、ゲームを有利にすすめる唯一の方法なのである。
- CAPM理論が正しければ、世の中に効率的ポートフォリオはたったひとつしかない。それは株式市場の縮小コピーである。 -
根拠が弱いところもあるが、入門としては面白い切り口
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株式投資はギャンブルである。ギャンブルはうさんくさくない。競馬や宝くじより勝率が高い。デイトレードをしながら正常な社会生活はムリ。人的資本の活用、つまり勤めて稼いだ方が効率的。インデックスファンドが最良。金融リテラシーは必須。
人生前半は人的資本・後半は金融資産の運用能力、その通りですね。