日本のいちばん長い日 [東宝DVDシネマファンクラブ]

監督 : 岡本喜八 
出演 : 三船敏郎  加山雄三  山村 聡  笠 智衆  黒沢年男  佐藤 允  中丸忠雄  加東大介  小林桂樹  島田正吾  新珠三千代 
  • 東宝
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104078254

感想・レビュー・書評

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  • 初めから最後までとても強くそれぞれの人たちの気が伝わってきて、役者さんが演じているのに諦念、安堵、忿怒、断腸、反感、賛同、狂気がリアルで生々しく感じました。

  • 解説:

    大宅壮一(実際には半藤一利)の同名ノンフィクションを「上意討ち 拝領妻始末」の橋本忍がシナリオ化し「殺人狂時代」の岡本喜八が監督した。

    撮影は「喜劇 駅前競馬」の村井博、音楽は「続組織暴力」の佐藤勝が担当。

    157分と長尺にもかかわらず、最初から最後まで緊張感を持続させ、数多くの登場人物をさばいた岡本喜八の手腕が光る。

    スタッフ・キャストともに素晴らしい仕事ぶりで、日本映画の底力を見せつけた。

    広島と長崎への原爆投下やソ連の参戦など、日本の敗戦が決定的となった昭和二十年八月、特別御前会議でポツダム宣言の受諾が正式に決定した。

    だが終戦に反対する陸軍将校たちはクーデターを計画、一方、終戦処理を進める政府は天皇陛下による玉音放送を閣議決定する。

    終戦反対派は各部隊ごとにバラバラに行動を開始、やがて終戦を受け入れようとする師団長を射殺したり、玉音放送を中止すべく録音物を奪取しようとするなど、その行動が徐々にエスカレートしていく。

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