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- / ISBN・EAN: 4907953043473
感想・レビュー・書評
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字幕: 加藤真由美
観客に判断を委ねるようなエンディングという狙いだったのかもしれないけど、そこに至るまでのクライマックスの描き方が若干雑で、「委ねる」というより「舵取りの放棄」に見えた。(ジミーの不起訴にしても、すんなりまとまらない合併話にしても、半端なところで収束するのが物足りない。)
そして残念なのは「仕事ひと筋」「金至上主義」のキャラにしては、リチャード・ギアだとちょっと足りないというか。温かみが滲み出てしまっているので、もう少し冷酷さがほしいというか。
まあ、よくあるストーリーだから、どう転がっても100%満足できるものにはならないのかもしれないけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
えー、なぜに本当のことを話さないの?
人が一人死んでいるのに。
周りの人のため? はぁ、分からない。 -
なんとなく先が気になりみてしまったが、終わってみれば後味悪し。
これなら家具屋の騒動の方がおもしろそう。 -
★★☆☆☆
王様の耳はロバの耳
【内容】
ロバート・ミラー(リチャード・ギア)は、一代で莫大な富と名声を築き成功を収めていた。しかしある日愛人を誤って殺してしまう。
【感想】
おい!そこで終わりか!!
事件を隠蔽した犯人が警察に追われるお話。
一般的に結末は、結局悪いことをしちゃダメになるか、犯人が逃げ切るかの2択です。
が、本作はどっちつかずで終わります。正確に言うとこれからって所で終わってしまいます。
「事件」はカモフラージュで本筋が「家族」だとするなら、「事件」をさっさと切り捨てた方が良かったです。
結局、警察の捜査も弱すぎてドキドキもハラハラもありません。あるのはタンタンのみ。
原題は「Arbitrage」で、「裁定取引」って意味。
この「裁定取引」は"金利差や価格差を利用して売買し利鞘(りざや)を稼ぐ取引"のことです。 -
なかなかスリリングだった。見終わった感じは、気持ち良いものではないが。
背負いきれない責任をかかえるもんじゃないね。