日本の歴史 本当は何がすごいのか (扶桑社BOOKS) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 高校では世界史選択、日本史の知識は中学生レベル(それも記憶が怪しい)という状況で読みました。さらにあまり歴史に興味があるわけではないです。そういう状況だと、世界と日本の同時期を比べてみるようなことはしたりはしません。この本では日本が世界の同時期にどのように優れていたかを紹介しており、そういうことを知ることができるのはとても勉強になります。

    この本に書かれていることがすべて正しいのかどうか判断はできないですが、日本はだめだ的なことだけを知るのではなく、反対側の意見を知るのも非常に大事なのだという貴重な例だと思います。

  • 日本史の細かいところの事象の説明を抜かした日本史の本。
    本書のように日本史を解釈できるとおもしろいと思った。すこし残念な点が、脚注をつけてもらうと、理解の助けになるのだが。

著者プロフィール

昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める

「2024年 『日本国史学第20号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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