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- / ISBN・EAN: 4988111245885
感想・レビュー・書評
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面白かったです。
世界観がたいへん好みです。温暖化を解消するために撒いた薬のせいで冷えすぎて氷河期状態になって滅亡した地球で(ちょっとここ、程度を…とつっこんだけど……)、永久機関と自給自足システムを搭載した列車に乗り込んだことで生き残ってる人たち。列車のそれぞれの車両も、水槽とかで素敵なところも。凍りついてる都市はCGがんばりましょうと思いましたが。
列車内での階級差別がエグい。しかしありそう。支配者側から日本語が時々聞こえてくるのがなんとも。。
虐げられている最後尾の車両の人々が反乱を起こすのですが、それも全て仕組まれていたこと、というのがブラックでした。カーティスが慕ってたお爺さんまで、列車の設計者・ウィルフォードと繋がっていたとか。
永久機関と言いつつ、結局人力か!みたいなところも救いが無くて良かったです。でもこれで、お前が神になれと言われてたカーティスは我に返って…そしてカタルシス。
救いがあるようでこれからもかなり過酷ですというラストも好きでした。
ソン・ガンホさんとコ・アソンさんが父娘役で出演されてて『グエムル』大好きなので堪らなく嬉しかったです。アソンさんは目が強くていい。アソンさんの謎能力も。
ソン・ガンホさんは今回のビジュアルが好きかも…くたびれたかっこよさ。くたびれてても冷静で素敵でした。
ティルダ・スウィントンさん、小者で醜悪で良かったなぁ…
俳優さんたち巧みでした。
誰もが少しずつ狂ってる気がして。20年近く閉鎖空間にいるとああなるのかも。
とりあえず、しばらく羊羮食べられない。あのシーンはカーティスと同じ顔になりました。。
綾辻行人さんが「ポンジュノは『スノーピアサー』」とおっしゃってて観たのですが観て良かったです。 -
ハリウッド映画にしては表現がところどころアジア的・・と思ったら韓国映画。でもそのじめっとした感じが、CGの非現実感をうまく現実に引き戻してくれている。
いろいろ批判もあるようだが、私はこの映画のように、様々な伏線をキッチリと処理する映画が好きだ。
ラストの持っていき方もいい。閉鎖的な空間で反逆者として立ち向かった主人公が、突如神扱いされた時の戸惑いと空虚さ。だが探し続けた子供の悲壮な姿を見つけた時、妄言を振り切り我に帰る様子。ソン・ガンホもやっぱりいい。エド・ハリスも相変わらずクールだ。 -
韓国のジャンキー親子と、作り物みたいな雪景色がかっこよかった。
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GYAOで視聴。
ポン・ジュノが欧米キャストで撮るとこういう映画になるんだなあ。設定や展開に無理があり過ぎる箇所が少なからず気になったが、プロットは流石だなあ。俳優陣も新旧あわせて面白い顔ぶれ。ポン・ジュノの真骨頂ではないが、これはこれで面白かった。 -
ポン・ジュノ監督作品なのでネトフリで放映中のドラマと並行して観てみる。こちらは予算10分の1いやそれ以下かな?ただシンプルで面白かった。
ソンガンホはいい仕事してるし主人公がキャプテンアメリカなのも良い。ドラマ版もこの位イケメンを主人公にして欲しかった。 -
めちゃくちゃ良い!
ポン・ジュノのメッセージがまるまる詰まった作品。 -
Netflixにて。
そうゆうこと!みたいなのが楽しい。ラスト良い!