HorriPhileさんの感想
2013年10月27日
世界の運命を握る男の子をめぐる悪と正義の戦い……というもう何十回も見た記憶のある設定に「これは悪い予感がする……ニコラス、またダメ映画に出ちゃったんじゃないの?」と思ったら、その予感がみごとに的中。 あまりにも予想通りの展開に退屈して(まあ、酔っ払ってもいたのですが^^;)8割くらい寝ていたかも。 でも、起きるたびに頑張って眼を開いて見てみても、「ああ、やっぱりこうなったんだ」という感じでまた寝てしまいましたとさ。 この映画で多少は書きのこすべきは2つかな。 1つは、この映画はオイル・マネーでできていること。ハリウッドの海千山千プロデューサーにきっと騙されちゃったんでしょうねぇ。でも、明らかにキリスト教的な設定なんだけど、そういうのは関係ないんだろうかとちょっと心配。 もう1つは、悪魔に心を売り渡した敵役が「手に触れるもの、すべてが朽ちる」という能力を得るのですが、この彼が手を触れても朽ちなかったものがただ一つ。それはお菓子のトゥインキーでした、という日本人にはほとんど通じないギャグ。トゥインキーってお菓子は、アメリカ人の好きな高カロリーのケーキ風お菓子なんですが、なぜか腐らない(要するに防腐剤まみれ)という定評があるのです。そこだけはちょっとニヤリとしました。あとはトホホでしたわ。