脳男 [DVD]

監督 : 瀧本智行 
出演 : 生田斗真  松雪泰子  二階堂ふみ  江口洋介 
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021137874

感想・レビュー・書評

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  • 都内近郊で発生した無差別連続爆破事件の捜査を進める茶屋刑事(江口洋介)は、爆弾魔・緑川(二階堂ふみ)のアジトを突き止め、そこで共犯者と見られる男を逮捕する。
    取り調べでは鈴木一郎(生田斗真)と名乗る以外、なにも供述しようとはせず、精神科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)による精神鑑定が行われることに。
    真梨子は感情を一切表に出さない男に興味を抱き、その過去を調べ始めるが…。  
    第46回江戸川乱歩賞に輝いた首藤瓜於の同名小説を「僕等がいた」の生田斗真主演で映画化したサスペンス・アクション。
    連続爆破事件が巷を震撼させる中、容疑者として逮捕された心を持たない男・鈴木一郎をめぐる謎と事件の行方を迫力のアクション・シーンとともにミステリアスに綴る。共演は松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ。監督は「イキガミ」の瀧本智行。

    二階堂ふみ演じる歪んだ正義感を持ったサイコ女で爆弾魔・緑川と生田斗真演じる先天的な疾患で感情も痛みも感じない優れた頭脳と研ぎ澄ませた強靭な肉体を持った鈴木一郎の悪対悪の日本映画離れしたダークな対決を、迫力満点の爆破シーンや生田斗真と江口洋介のハイスピードな格闘シーンやカーチェイスや生田斗真と二階堂ふみの壮絶なバトルなど満載で描いていて、日本映画では珍しいダークな世界観のダークヒーロー映画になっています。
    松雪泰子演じる精神科医も母親に対する葛藤を抱える複雑なキャラクターで、印象的です。ミステリーとしても、生田斗真演じる鈴木一郎の正体を、松雪泰子演じる精神科医が探る展開がサイコミステリーとしても、楽しめます。

  • 面白かった

  • 精神科医・鷲谷(松雪泰子さん)は勤務終了後、バスに乗ろうとしたところ、ぎりぎり間に合わなかった。雨の中呆然と立ちすくむ鷲谷を、乗車中の小学生たちは嘲笑っていたのだがそのバスが大爆発。。。小学生の元へ鷲谷は駆け寄るのだが、最悪の結果に。このバス爆発事件の犯人を追っていた刑事・茶屋(江口洋介さん)は容疑者アジトに到着。部下の広野(大和田健介さん)と突撃しようとした所、またまた大爆発。広野は吹き飛ばされるも一命は取り留め、茶屋が侵入すると謎の男・鈴木一郎(生田斗真さん)がおり、そのまま拘束した。鈴木は警察からの尋問も必要以上の事は決して話さず、感情もまるで無い様子だったのだが、彼には一体どんな秘密が隠されているのか!?また、犯人の狙いとは。殺人、正義、精神鑑定、色々と考えさせられます。

  • 舌を切り落とし人間爆弾にして殺害する、連続爆破犯と、感情の動きがなく、正義の殺しを行う男と、それにかかわる精神科医と刑事のお話し
    爆破犯のアジトで拘束された男は、一切の肉体的な痛みを感じていないようだった。爆破犯と目された男は、事件の異常性から精神科医の鑑定を受けることになって…

  • 面白かった~
    若い役者陣がいい味出してる!
    生田斗真の端正な顔が不気味でいい。
    最終的に二階堂ふみにやられる(殺られる?犯られる?)べし。
    人の命が軽い展開ですね~
    後味悪いとか良いとか、安易に言えないどっちともいえる終わり方。

  • 予想を遥かに超える出来。ガチでした。
    ストーリーは王道ダークヒーロー物で、生田斗真の演技は完璧で素晴らしかった。

  • 後味が不気味な作品。

    原作を読まずに映画を観たのですが、連続爆破事件の犯人である 緑川のバックグラウンドなど 設定が若干甘い気はしました。(映画なので仕方ないですが)


    生田斗真と二階堂ふみの演技はとても良かった。
    もう一回観たいか、と聞かれたら観ないが原作は是非読んでみたい。

  • 普段アクションとか見ないけど、
    邦画にしたら映像すごかったのかな?って感じでした

    爆破シーン、戦闘シーン、なかなか見応えありました

    二階堂ふみの演技っぷりは相変わらずすごいな…
    思ったよりグロい内容だった…

  • あんまり日本の大作映画と言うかエンターテイメント映画に期待はしてないんだけど結構それをいい意味で裏切られた。
    その上エンターテイメントに徹するわけでなく良い意味での鑑賞後のもやもやも残してくれているし、言いたい事もあるけど甘めにつけて星4つ。


    でも何よりも、たけきみ爆萌え映画でした。星ひとつはたけきみ萌えの分です。

  • 02-Dec/2014 鑑賞
    監督 : 瀧本智行
    出演 : 生田斗真 松雪泰子 二階堂ふみ 江口洋介

    感情、欲求、など人間が本来持っているものを全て、持たずに産まれてきた脳男。正確には、本来から持ち合わせていないのか、何かのタイミングで欠落したのかは、映画では不明だが。
    生田斗真の脳男や、二階堂ふみの猟奇的殺人の背景が気になるが、映像化されるなかでは良くまとまっていると思う。
    正義の為の殺人が成立するのか、被害者は加害者が殺される事では報われないのか、という死刑制度の是非にも繋がりそうな、話。でも、最後に、松雪泰子の母親が、染谷将太が殺されて、前向きになるシーンもあって、結局、そういう事なのか、という気もする。セラピーを受けて、つぐない、出所しても結局、やり直せないという事なのか。性悪説、性善説、人間の本質はどちらなのか。でも、人間の本質を持ち合わせていない脳男が、単なる殺人鬼として描かれていない事で、救われる。

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