本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (43ページ)
感想・レビュー・書評
-
林田力『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』(The Suit TOKYU Land Corporation Fraud 6 TOKYU Department Store Fraud)は東急百貨店が認知症の高齢女性に約1100万円分の婦人服を次々販売した事件を特集する。被害女性は2万円の健康食品まで買わされていた。被害女性の弟が東急百貨店に女性が認知症であることを説明して商品を売らないように依頼したが、東急百貨店は女性への販売を続けた。「じぇじぇじぇ」と叫びたくなるほどの悪質さである。
この悪質さは東急不動産だまし売り裁判と共通する。東急不動産だまし売り裁判は東急リバブル東急不動産が隣地建て替えなどの不利益事実を隠して新築分譲マンションをだまし売りした事件である(林田力『東急不動産だまし売り裁判購入編』Amazon Kindle)。引渡し後に真相を知った購入者(林田力)は消費者契約法第4条第2項(不利益事実不告知)に基づいて売買契約を取り消し、裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟、東京地裁平成18年8月30日判決、平成17年(ワ)3018号)で売買代金を取り戻した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス)。
『東急不動産だまし売り裁判』シリーズでは東急リバブル東急不動産だまし売りの経緯から問題発生時の不誠実な対応を描いてきた。『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』では番外編として東急百貨店だまし売り事件をはじめとする様々な論考を収録する。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示