買った当時は少し生きづらさを感じていた部分があったので、安いのもあり読んでみたくなった。
今回はキンドルで2回めに読んだ感想を書こうと思う。
内容的には、30分で軽く読めるほど簡単なものではあるが、人生について動心構えをするべきかの言葉が詰まっている。
個人的に、下記の2つの言葉が特に私の人生を楽にさせてくれるような気がする。
「吠える人は、ほとんどバター級だと思って。あまり気にしないことです。ぜひ、積極的に受け流して」
「日本では、クールで余裕をかましたやり方や手抜きに見えるやり方は、同じことをやっても応援団がつかず、反面、一生懸命で、かつ感謝の気持ちが伝わる人には「応援団」がつくことになっています」
すぐキレる人に対し「ああ、この人はバター級の沸点なんだな」と流せるようになりそうだ。無駄に共感したり受け止めたりせず、興味の範疇外にして自分のメンタルを守っていくんだなとわかった。
あとはけっこう余裕をかました態度をとりがちなので、周りのニーズに合わせた「一生懸命で、周りに感謝を言葉で言える人」になれば、生きやすさを感じることができるのだろうと思う。たしかに斜めに構えているような人間より、愚直な人間のほうがウケが良いのは感じている。そういう人を嫌ってはいるが、生きやすさを体現しているお手本だと考えることができるようになるだろう。
サクッと読めるので、またなにか生きづらさを感じたらダウンロードし直そうと思う。