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感想・レビュー・書評
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ぐええ…就職してからの章が、身に覚えのあることばかりで染みた。女子はいいよなと言われること、多々あったけど、今となってはその人も嫉妬で言ってたんだとわかる。けどその時の私は、女に生まれたくて生まれたわけじゃない、ここにいる成果は全部性別のせいなの?!と憤ってたなー。そういう時は魔法の言葉「知らんわ。」と言えなかった人の話。
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情報量が凄かった・・・・・・!!面白かったというのは語弊があるかもしれないけれど、すごーく勉強になりました!雨宮まみさんがどんどん女子をこじらせていく姿が書かれた自伝的エッセイ。久保ミツロウさんとの対談&上野千鶴子さんの解説も良かった!オススメです!
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私は女子をこじらせているという自覚は少女時代からあったのですが、その全てがここに明文化されており、もっと早く手に取りたかった一冊でした。雨宮さんがご存命の時から応援したかったです。
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すべてのこじらせ女子に捧ぐ一冊。こじらせ女子という言葉の生みの親でもあり、AVライターというちょっと特殊な職業に就いている雨宮さんが、「自らがどうやって女子をこじらせてきたか」を書く。
前半はちょっと退屈だけど、後半から「男の世界で働くことで生まれる、ジェンダーとの葛藤」「こじらせ女子たちよ、うまく生きろ」みたいな話が出てきて面白かった。まるで殴り書きのように、感情の赴くままに書いてていいな。本人も言ってるように「ほぼ言い訳の構成(笑)」だけど、きれいに書くと伝わらないこともあるのかもしれない。気づかぬかぬうちにリア充に引け目を負ってしまう私たちには、言い訳がましいのが効くのではないかなと。
久保ミツロウさんとの対談なんて、めちゃくちゃ面白かったので、ぜひ一読あれ。 -
読んでいると自分の黒歴史もずるずると引っ張り出されることになり辛かったが、なにより辛いのは、本人が何かを悟り、読者も救われたような気分になれた展開が何回かあった一方で、結局著者はもうこの世にいないという事実である。彼女が実家に助けを求めたのは二回で、両方とも直接的には男が原因だったと読んだけれど、今回は逃げられなかったのかなあ、なんて、ほんとうの死因は知らないけれど。
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繊細な印象の文章
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赤裸々なセクシャリティと劣等感の告白に衝撃を受けた。子の告白に救われる人は多いと思う。
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よかった。著者が亡くなっているなんて残念です。
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うん、とっても女子がこじれてました。
AVライターという職業を選んだ著者が、
いかにしてその職を選び貫いてきたのかを綴った一冊。
職業云々はさておき、
女子である故に抱えてきたコンプレックスとか、女子特有の悩みや苦しみなど、
色んな葛藤を抱えながら乗り越えてきたことが伝わってきて応援したくなります。