文庫版 豆腐小僧双六道中おやすみ (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • お盆に乗った豆腐を持っているだけの妖怪のお話第2弾。ストーリーとしては数ページで終わりそうな内容なんだけどよくもまあたらたらと700p近くも書けるもんだと感心するわ。すっとぼけな豆腐小僧、狂言回しの達磨を中心として魅力的な妖怪がわんさか。妖怪は非存在なので、人間には見ることも聞くこともできない。人間の会話、妖怪の会話とちょこちょこ切り替わるので入り乱れたカオスな感じが面白い。終盤で豆腐小僧が×××になってしまうのは第1弾の伏線を見事に回収したなぁ!と感激したよ。

  • ストーリーも登場人物も愉快でとても面白かったです。
    ただ、相変わらず説明がくどくてじれったいので☆4つ。

  • 2014/3/25 Amazon 角川書店ビッグセールで購入。
    940円を440円で。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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