GOTH 僕の章 (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
3.92
  • (15)
  • (21)
  • (13)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 277
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (211ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 黒乙一作品。夜の章と僕の章があるのですが、間違えて僕の章から読んでしまいました…。『世界に殺す者と殺される者がいるとしたら、自分は殺す側だ』。なんと恐ろしい文句だろう。物語りも結構残酷な状況を簡単に想像できるような文章で書かれている為、ちょっと引く部分もある。そして最後の最後で『ん?』ってなる。きっと夜の章を先に読まなかった罰だろうな。

  • レビューは未定。

    評価は4.5つ星です✩

  • 以前読んだ『Zoo2』などと同様に、乙一は殺人や死などをどこか幻想的に思わせるように描くのが上手い。殺人鬼の本性を隠し普通の高校生を装う「僕」が3篇全てに登場するのだが、各篇と全体の流れに仕掛けられた叙述トリックが秀逸であり、人物や話の展開についてミスリードを誘ってくるのが面白かった。

  •  ★3.5

  • こっちが下巻じゃん!先に読んじゃったよ。これが黒乙一ってやつですね。どれも面白かった。

  • ホラーの皮を被った本格ミステリー。面白い!!

  • Kindle unlimited 読み放題
    Voiceは恥ずかしながら一度では理解できず、2回目で感動し、さらに正しいかネットで調べてしまいました笑。

    ひとつ一つの物語で違った軸の面白さがあり、乙一さんの本をもっと読みたくなりました。

  • 結末がそうゆうことかってなって面白かったです
    番外編も読みたくなりました

  • 夜の章に引き続き、起こっていることは凄惨なのにあまり血生臭くない不思議。文章のリズムが好き。ラストは、なんだか2人が人間らしい。

  • 「夜の章」に続いて読了。
    相変わらず叙述トリックが素晴らしいです。
    「声」の真相は思わず「そういうことか!」と一人で呟いてしまった程。
    もう何度も読んだ本ですがやっぱり面白いです。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乙一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×