インポッシブル [DVD]

監督 : J・A・バヨナ 
出演 : ナオミ・ワッツ  ユアン・マクレガー  トム・ホランド  ジェラルデイン・チャップリン 
  • 松竹
3.91
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105067714

感想・レビュー・書評

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  • ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ。
    スマトラで大津波に襲われ、バラバラになった家族が再びめぐり逢い、絆を取り戻していく。ヘタレだった長男も、すっかり別人のようにたくましくなって。
    スマトラの津波は実話で、ニュースやYoutubeでよく放映されていたが、再現しているように思えた。津波映画を見ると、どうしても単なる災害映画と見ることはむずかしいけれど…。

  • 映画も国境を越えるんだなぁ~と思うのですがスペイン映画と言うか最近のスペインの俳優さんたちかなり名優ぞろいなのですがスペインの作品に英国のナオミ・ワッツとユアン・マクレガーが参戦!まぁ~探せば珍しくはないんでしょうけれど後から知って驚いた。

    「インポッシブル」
    https://www.youtube.com/watch?v=EKycFUShI58

    本作を語る気には全くなれない。いい作品ではあるが、これをトラウマのように感じる日本人は多くいると思うし、正直これを見て例年行っていた海外旅行が遠のいたと思います。えぐすぎるんですよね

    スマトラの地震による津波で被害にあったスペイン人の家族が主人公の作品です。異国の地で家族が離れ離れになりつつも絆を取り戻していくのですが、とにかく映像がえぐいんですよね。いい作品ですが、トラウマのある方にはお勧めできませんね

  • 人として大切にして欲しい事。
    辛い時程誰かの為に何が出来るか?
    あなたなら出来ると背中を押した母の姿。
    恐らく12.13歳の少年が必死に戦う姿に、大人の私は恥ずかしさを覚える程で。
    誰かの為に生きているのか?と問われている様で。
    母として子供がたくましく成長する姿は、何よりも誇らしかったと。

    目を逸らしてはいけないとわかっていても、私には受け止める事・受け入れる事が出来るのか?
    悲劇のヒロインになっていないか?

    津波に飲み込まれ、流木や瓦礫の中前に進もうとする姿は。
    作られた映像とは思えない程リアルで。
    私達に、例え残酷で闇に包まれ光が見えなくても、住む世界が違っても後世に受け継いでいく義務があると教えてくれていて。
    ただ生きたいと願う姿。
    悲しみ。
    苦しみ。
    失ってしまった物への思い出の欠片。
    何も出来ない不甲斐なさ。
    自然の持つ恐ろしさ。
    逆らう事の出来ない天災に、信じたい思いと絶望感が交差し。
    我が身に照らし合わせ、深く考えさせられ。
    遺体が多く並ぶ姿に、私だったら?と遺族
    の思いを思った時にいたたまれないだろう…と。

    それでも、僅か2.3歳の子供がそっと髪や腕を撫で。
    見返り等ない心からの恩恵。
    暖かい温もり。
    自分の家族の様に接する姿に。
    苦しい時だからこそ寄り添う姿に、溢れる涙が止まりませんでした。

    メディアでは語られる事の無かった真実に。
    今一度心からお悔やみを申すと共に。
    生きたくても未来を閉ざされ。
    愛する人の無事を願っても叶わなかった思いが溢れていて。
    私自身東日本大震災を経験し、家族と一緒に居られる幸せや有り難みをより一層思い知らされました。

  • 2004年スマトラ沖地震の津波に遭遇した家族の真実の物語。直視できないほど壮絶で、私には感動以上に恐怖が残った。震災による被災者をおもうと、「よい」映画とは書けないが、心に残る映画。

  • [激甚の直中で]2004年末のスマトラ島沖地震に伴う大津波に襲われながらも、奇跡の生還を果たした家族の実話をベースとした作品。波にさらわれ離ればなれとなりながらも、数々の幸運と無事を祈る意志の強さで家族が再び出会うまでを描いています。監督は、『永遠のこどもたち』でも脚光を浴びたスペインのフアン・アントニオ・バヨナ。


    映像の一つひとつが誠実に作られていることが画面から伝わってきます。息をのむという表現が陳腐に聞こえてしまうほどの津波のシーン、そこから逃れながらも気を緩めることを許さない避難のシーン、そして家族が再会できるかというクライマックス、どこを切り取っても画面に思わず「肉迫」してしまう体験をしました。この「迫真のリアルさ」がなければ本作は成立していなかったのではないかと思います。

    本作の中心となっているのは、大震災の中においてある種の「救い」が与えられた家族なのですが、その「救い」が与えられなかった人々の視線を随所に盛り込み、単純な「良い話」としていないところも評価できる点かと。元が実話とはいえ、映画として成立させることが非常に難しい作品だったとは思うのですが、それを見事に昇華させた監督の手腕はお見事と言えるのではないでしょうか。

    それこそ1人1人に長大なる物語があるんだろうな☆5つ

  • プロットだけだとお涙頂戴かと思ったら、しっかりテーマが有る。『永遠の子どもたち』でホラーを撮っていた監督だけあって、しっかりホラーしてる所を押さえていたり嬉しい演出だ。

  • 巨大津波に遭いながらも、奇跡的に助かった家族の実話を基に作られた作品。  互いに助け合うことの大切さを再確認できる映画。

    大声で父親を呼んだ兄の声に反応した幼い弟たち、家族の絆に胸が詰まった。

    ナオミ・ワッツ・・・すごい!

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