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- / ISBN・EAN: 4907953040526
感想・レビュー・書評
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談話室で教えていただきました♪
気になっていた作品だったのですが、3時間弱という長さに尻込みしていました。
観るきっかけをありがとうございました!
笑って泣ける娯楽作品でありながら、自殺などの重いテーマも盛り込みつつ、ラストは気持ちよく終われるという、ボリウッドの底力を感じました。
ベタだなあ、と思いながらも涙したシーンも。
自殺が娯楽作品に取り上げられるなんて事あんまりないと思うのだけれども、この映画の監督が‘神様’をテーマにした『PK』の方だと知って合点がいった。きつい社会批判を臆せずに映画に盛り込む方なんですね。
主演のアミール・カーンは撮影当時44歳だったとか。ぜんっぜんそうは見えません。歩き方がとても好きです。
インド映画は長いので途中でインターバルがありますね。劇場で観客の方達が一斉にふっと現実の世界に戻ってくる。そこには同じ時間と空間を共有した一体感があり、これからどうなるの?という共通の期待もあり...という映画館で観る醍醐味も想像できてなごみます。
「もう、だめだ」と思いがちなときに「うまくいーく、うまくいーく」は心強い呪文。
今度唱えてみよう♪ -
大笑いして、泣いて、を繰り返しながら、約3時間の長さを全く苦にせずあっという間に見終えた作品。
動物写真家のファルハーンと、エンジニアのラージユーは、大学時代の親友で、ずっと消息不明だったランチョーの居所がわかったと同級生の一人から聞き、彼を探す旅に出る。
車を走らせながら思い出すのは、変人だけど、頭が良くて、親友のためならどんな苦労も協力も厭わなかったランチョーとの思い出。
過酷な競争社会の中で、家族の期待という重圧にさらされながら、試験の点を稼いで大企業に就職することばかりを考えている同級生や学校関係者とは違って、彼は、「うまーくいーく("アーリズ ウェル")」をモットーに、学問と人生を楽しんでいた。
彼は、臆病だったファルハーンとラージユーの、人生の岐路にも背中を押してくれたのに、卒業後、姿を消してしまって…。
ランチョーとの再会のためには、飛行機を止める仮病も、遺骨を盾にした脅迫も、花嫁強奪も…もうなんでもありで、ひたすら突き進むファルハーンとラージユー。
そして、その過程で初めて知ることになる、ランチョーが親友にさえ明かさなかった彼の秘密。
友情も愛情も、大学生特有のおバカな騒ぎもたっぷり詰まったコメディベースのドタバタ劇の中に、教育や自殺、カースト制度、貧困など、多くの社会問題が巧みに盛り込まれており、大笑いしたと思ったらしんみりしたり、もらい泣きしたりと、色々な感情が入れ替わり押し寄せてとても忙しかったけど、とても楽しい映画でした。
ラストの大団円は、ちょっと出来過ぎな気もするけど、ものすごくハッピーな気持ちで見終えたから、良しです。
元気になりたいときにオススメする映画です。 -
久しぶりに面白い映画を見た。息子に勧められ。
娯楽が満載してる。
だけど思ったのがお国柄かすぐ自殺に事が進む事。
まだ仲間は助かったけど、やっぱりいい大学に入ったからには、親の為卒業は必須なんだろうな。
親に迷惑はかけたくなし。
親も子供思い。それがわかるから子供も自分のしたい事を言う事が出来ない。
だけど一風変わった頭のきれるランチョーのおかげで、いろんな事柄がうまくいく。
この映画を見てから、ずっとタイトル曲と挿入歌が頭を巡る。
長い作品だけど、飽きさせず、いろんな事が起きてとっても楽しい作品だった。 -
まさに、インドのエンターテイメント映画。
競争ではなくオンリーワンをというメッセージには共感。
主人公ははみ出し者的な登場の仕方なんだけど、本質的に見つめてみると今の世の中の方がおかしいよ。という展開が何回か繰り返される。
最終的に主人公たちが正義となってしまう部分が、ちょっとノリきれなかったかも。
やはり「ゴーカン」のくだりが冷めてしまうきっかけだったかな。
インドであれだけ社会問題になっているのに影響力のある映画が、お笑いに使ってしまうなんて。社会や文化の違いだとは思うのですが。 -
インド映画。
競争社会への問題提起、理系学生の活躍など、面白く楽しく描かれていて8割面白かったんだけど、「友人を助けるために留学生に恥をかかせるシーン」で、ヒンドゥー語で発音が近い「奇跡」と「強姦」の文字を入れ換えて大笑いを取るシーンがどうしても全く笑えなかった。
字幕の表記は「ゴーカン」となって、意味をぼかしているんだけど、何をどう差し引いて考えても笑えず、私には好評価がつけられない。 -
3時間の長尺です。でも、好きです。インド映画を腰を据えて観たのは初めてです。歌とダンスと言うイメージは、そのとおりですが、散りばめられる友情エピソード、恋愛ストーリー。懐かしいです。少し下品なのも好ましい。インドの辛い社会事情、貧富の差、若者の自殺問題も垣間見れます。「きっと、うまくいく」の言葉は私の残りの人生の決め台詞にしたいなと思わせてくれる映画です。インド映画、素晴らしい。
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きっと、うまくいく!
これを観ると元気が出る。
友達を大切にしたくなる。
勉強する意味をもう一度考えたくなる。
インドがたっぷり詰まってる。
だからきっと、うまくいく! -
エリート大学に合格した3人の新入生。そのひとり、ランチョー(アーミル・カーン)は“超天才かバカ”といわれる自由人。「きっと、うまくいく」というモットーのもと、なんとか大学を卒業するが、ある日突然姿を消してしまう。そんな彼を探し、10年前に交わした賭けの答えを出すために、共に学んだ親友たちが旅に出る。やがて親友たちに降りかかる人生の危機とは……。
「KINENOTE」より
Aal izz Well (All is well) きっと、うまくいく
いやー、めっちゃおもろい.しかも、おもろいだけじゃない.歌も何回も聞きたくなる、やみつき.
名門工科大学が舞台.学校は点を取るために行くんじゃなくて、学びたいことがあるから行くとこなんだ.当たり前のことがあたりまえじゃないところが多い世の中にあって、原点を再認識させてくれる映画.
勉強だけじゃなく、恋あり、スリルあり、笑いあり、もうてんこ盛り.インド映画だからもちろん踊りあり.泣いて笑って、元気になる映画.
All is wellは心に残る名言. -
ずっと観たかった印度の理系男子ムービー!!
純粋に工学が好きでエンターテイメント性も兼ね備えた男子ってそうそう居らんで笑
学び舎の略称が”ICE”とはまた考えたものである。
学生には氷のように冷たい対応で、学長の頭はまさに凝固していた。
それを溶かすかの如く理系男子3人組、3 idiotsが学内そして学外を暴れ回る。
文系よりも理系の方が優秀と言われている印度。
確か何年か前のMiss Universeで上位まで行ったのもエンジニアの女性だった。
皆んな理系の道で印度を活気づけようとする一方、異常なまでに理系(または稼げる職業)に固執していることがよく分かる。
「好きな道に進むと良い」という本作のメッセージが現地の人の考えを少しでも変えてくれるきっかけになると良いんだが。
ロードムービーでありながら途中の回想シーンで学生時代の思い出を挟んでいく手法はあっぱれで、何より心に残りやすい。Ranchoの正体が学生時代ではなく道中で明らかになるのもミソだと思う。
comedyとseriousnessが絶妙な具合にミックスされた作品もそうそうないで笑
ロードムービーならではの絵に描いたような景色やラストのこの世のものとは思えない絶景も必見である。
思わぬ場面で歌とダンスが登場するのはお約束だが本作は控えめでおまけに挿入の仕方がとても達者。
踊り抜きの劇中歌も場面に沿ったテーマで耳にも残りやすい。
影響されやすい私の脳内では今でもメインテーマの”Aal izz well”が再生されている。
んでもって何か行き詰まるたびに口からも”Aal izz well”が飛び出しているのであった。 -
一番大切な事は何かということを分かりやすく見せてくれる映画だった。学ぶとは?人間の結びつきとは?
インドの社会事情もよく見えて興味深い。
若者の自殺が多いとは知らなかった。
ランチョーの友達思いで前向きな態度に胸が熱くなる。そして踊りも時々しっかり入る。
ところで、ランチョー役の俳優さん、若い時の故品川隆次や、トム・ハンクスに似てないかな。
私、初めてブクログでコメント書いたんですよ!なので、とても嬉しかったで...
私、初めてブクログでコメント書いたんですよ!なので、とても嬉しかったです♪
ボキャブラリーが乏しいので レビューは上手く書けませんが 読むのは好きなのでいろいろと参考にさせていただいています。
この映画は気になっていたのですが 時間が長いので躊躇していました。
けれど、レビュー読ませてもらって 観てみようかなぁとちょっと思い始めています。
これからも参考にさせてくださいね!
いいね!とコメントありがとうございます!
おおっ初のコメントでしたか。
光栄です☆
この映画...
いいね!とコメントありがとうございます!
おおっ初のコメントでしたか。
光栄です☆
この映画は確かに長いけれどなによりそのパワーに圧倒されました。インド映画ってすごいなーと。
DVDだと1時間ずつとか細切れ時間にも観られますし、合わなかったら途中で観るのをやめちゃってもいいですし、、、気軽な気分で観ると思わぬ拾い物かもしれませんよ。
こんな私の拙い感想で良かったらドンドン参考にしちゃってくださいね。
これからよろしくお願いします。
コメント有り難うございます!
評価が高いのでずっと気になっていた作品でした。ただ、3時間弱という長さに躊躇してつ...
コメント有り難うございます!
評価が高いのでずっと気になっていた作品でした。ただ、3時間弱という長さに躊躇してついつい後回しにしていました。
見終わった時は本当に気持ち良く、清々しい気持ちになりました。
インド映画や韓国映画を少し観始めましたが それぞれに独特な感じがありますよね。
歳のせいか 外国人さんはなかなか役名と顔が一致しなくて 一致した頃には映画が終わる...という...笑!