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- / ISBN・EAN: 4582283796734
感想・レビュー・書評
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京都・舞鶴港で開催される海上自衛隊イージス艦体験航海に来たコナン(声:高山みなみ)や蘭(声:山崎和佳奈)、小五郎(声:小山力也)ら一行。
ハイテクなシステムで武装され迫力のあるイージス艦の航行を楽しんでいたところ、突如轟音が鳴り響く。
艦内に緊張が走る中、自衛隊員の遺体が左腕のない状態で発見される。
不審な点を見つけ捜査に乗り出したコナンは、艦内に某国のスパイ“X”が潜入していることを知る。しかしその背景には、日本全土を揺るがす巨大な陰謀がうずまいていた……。
今回は、片腕が切断された自衛隊隊員の死体が発見されたことに端を発するイージス艦の機密情報をめぐるスパイ戦に名探偵コナンが巻き込まれるサスペンスミステリー。
名探偵コナンが、平次や防衛情報官と協力して死体の身元や持っていたメモリーカードの中の機密を調べていくサスペンスが緻密で、派手なアクションがないぶん地味に見えるけど、犯人の正体をめぐる二転三転する展開もスリリングで、名探偵コナンの映画ではスリリングなサスペンスが楽しめる1作。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
地上波放送より
イージス艦の訓練の見学に訪れたコナン一同。しかし、艦内から自衛官の切断された左腕が見つかり、また艦内に某国のスパイが乗り込んでいる可能性が浮上。コナンたちは自衛隊員たちとともに事件の調査を始める。
近年のコナン映画の中では良作だったと思います。艦内と陸上とのパートが分かれていて、それぞれにスパイを追うという過程や、リアルなイージス艦での撃墜攻撃の様子など、サスペンスの流れ以外でもしっかり作られているのが分かりました。
スパイをいかに追いつめるか、が基本の流れだったので、ミステリとしての犯人はちょっと迫力不足かな、と思いましたが、ミステリの全体の構成としては全体的にしっかりとに練られていたのではないか、と思います。
アクションシーンのやりすぎ感は否めませんが(笑)、でも毎度おなじみのクライマックスでの危機の脱出がアクションや愛の奇跡を主体としたものでなくて、きちんと伏線を張ってのものだったのが好印象でした。今後もアクションに頼りすぎず、伏線回収しつつのラストの危機を乗りこえる脚本を書いてほしいな、と思います。
今回は平次・和葉コンビがいい味を出していました。この二人のカップル好きの方にこそ見てもらいたいコナン映画です。 -
イージス艦内の緊迫したやり取りは迫力があってカッコよかったです。
今回は、平次くんと和葉ちゃんカップルがかわいくってきゅんきゅんしました。平次くんがお兄ちゃんみたいに和葉ちゃんを慰めるトコに萌えました。新一くんと蘭ちゃんのカップルは見ているとこっ恥ずかしくなるのですが、この2人はそうはならないんですよね。
「ある国」「ある国」ってぼかし具合が何故かすごく笑いのツボでした笑。 -
リアリティサスペンスがおもしろい
さすが櫻井武晴脚本だ。私は櫻井コナンのなかではこれがいちばんいいと思ふ(ゼロの執行人は頭にすっと入ってこないので)。
相棒から抜けてしまったけど、これを見て、櫻井さんは実際にありさうな事を書くための素材の使ひかたが、やっぱり巧いと思った。
取材力も脱帽で、ミステリとして充実してゐた。ああいふ感じに遺体が見つかるのは見た事がなかったので惹きつけられた。
アクションシーンは少しあるだけで、しかも静野監督では抑へぎみであり演出が地味なほう。
和葉がかはいかった。
無論、実際の自衛隊のイージス艦とはまるで異るものだが、コナンの中でははるかにいいほうだ。 -
2013年公開
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面白かった
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「名探偵コナン」の劇場版17作目、防衛省と海上自衛隊協力の元で制作された。イージス艦が舞台のスパイミステリーで、全体的に落ち着いた作り。フィーチャーされていないが平次&和葉が2人行動なのでラブコメも多い。
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自衛隊を題材にスパイもの、ということで冒頭から少し雰囲気がいつもと違い、また隠れてコナン君が捜査をするシーンなどハラハラさせられた。専門用語や戦闘訓練のシーンは少し難しかった…。