貧乏サヴァラン (ちくま文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 早川暢子 
  • 筑摩書房
3.86
  • (5)
  • (3)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 68
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • もし森茉莉さんが今もご健在だとしたら、食べてもらいたい料理や食材が頭に色々思い浮かんできます。いったいどんな感想を綴ってくれるのか。想像したら少し楽しくなってきます。
    かつてのフランスでの思い出話や日常の食事風景からどの時代も外国の料理や風習は興味深くみえて、時間が経っても輝いて見えるんだなぁと。
    何度も登場する父親に溺愛された思い出話は微笑ましく、おばあさんの歳になっても若い娘さんのような雰囲気が伝わってくる可愛らしい女性だと思いました。

著者プロフィール

1903~87年、東京生まれ。森鴎外の長女。1957年、父への憧憬を繊細な文体で描いた『父の帽子』で日本エッセイストクラブ賞受賞。著書に『恋人たちの森』(田村俊子賞)、『甘い蜜の部屋』(泉鏡花賞)等。

「2018年 『ほろ酔い天国 ごきげん文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森茉莉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×