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- / ISBN・EAN: 4571390733701
感想・レビュー・書評
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映画の半分以上をティッシュ箱片手に泣きながら見ていた気がする。
知らない間に暖かい涙が出てくる作品だった。
夫婦の会話のひとつひとつが良い。
こんな風に愛し愛されるだなんて、どれだけ幸せなんだろう。
「こんな事言われてみたい」や「結婚って良いなあ」がいっぱい詰まった作品。
孫娘の女の子の可愛いこと可愛いこと。
おじいちゃんはあんなに頑固なのにね。
合唱団のおじいちゃんおばあちゃんも、皆さんお洒落で愉快で素敵。
心に沁みて、心に灯る作品。
大好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素敵な空気の作品でした。
良かった~!
頑固で偏屈な夫アーサーと、癌に侵された妻マリオンのお互いを想う気持ちにジーンとしました。
妻が入ってる合唱団はかなりファンキーでしたが、先生も団員も皆さん素敵。あんなおばあちゃんになりたいです。酸いも甘いも噛み分けたファンキーさ…憧れます。
何故、先生はおじいちゃんおばあちゃんが合唱する曲にあんな選曲なんだ?と思いましたがとってもかっこいい。年金ズというグループ名もいい。
マリオンがアーサーに向けて歌う「トゥルーカラーズ」も、アーサーが亡くなったマリオンに向けて歌う「ララバイ」もとても沁みてうるうるしました。「トゥルーカラーズ」はメロディーの美しさにやられていましたが、あんな歌詞なんだ…良い曲。そしてハーモニーの美しさよ。。年金ズ、歌うまい。
アーサーのテレンス・スタンプも、マリオンのヴァネッサ・レッドグレーも素敵でした。
マリオンのも、アーサーのも、年金ズの皆さんや先生も、息子も孫も…愛が溢れていました。
笑って泣いて、でも湿っぽくなりすぎず感動も押し付けすぎず、良い時間でした。 -
序盤から涙腺決壊しました……。
「泣ける映画」=「良い映画」っていう価値観が大嫌いなので、いつも「それは違うよ」って言っている。そもそも人によって泣きのツボって全然違う。
自分の泣きのツボは、家族もの、おじいちゃんおばあちゃんものなので、この映画には完全にその秘孔を突かれてしまった。俺はもう泣いている。
くっそベタな映画も実は好きなので、たまに観るとすごく良かったりする。例えば『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』『最強のふたり』『しあわせの隠れ場所』…等々。
あとイギリス映画って好きなので、わりとマメに観てる方だと思う。『リトルダンサー』とか大好きだけど、あれも序盤のおばあちゃんのシーンでもう泣いてしまう。
あとこの映画は『フルモンティ』なんかにもやっぱり近い感じがするなーと思う。
テレンススタンプがよくてですね…ゾッド将軍の人だよーって言っても今通じないかもですね。
昔の『コレクター』って映画とか、気持ち悪い役だけど紫色のスーツでめちゃくちゃカッコよかった。大体そういう悪役とかをしてたようなイメージ。
今ご存命のおじいちゃん俳優だと、パッと思いつくのはテレンススタンプ、マイケルケイン、クリストファープラマーとかかなー。
あと最近まで知らなかったのだけど、モーターヘッドのレミーキルミスターって何年か前に亡くなってたんですね……。
ほんとにベタだけど、とっても良い映画でした。(ゆえにストーリーには一切ふれません。)録画しておいた『世にも怪奇な物語』をそろそろ観ようかな。 -
名画座で鑑賞。
本日三本立ての大穴。
老夫婦を主軸とした音楽映画。
合唱コンクールがクライマックスですが、「オーケストラ!」の様な本格的音楽映画では無い。しかし高齢者と音楽と言う絶妙な組合せから観る前から泣けるんじゃないかな~と危惧していましたが、やっぱり泣ける!
夫婦役はテレンススタンプとヴァネッサレッドグレープなんだけどどちらも上手い。中盤ヴァネッサが独唱するシーンが有るのだけれど、シンディローパーの「トゥルーカラーズ」、これが見事にテレンスに向けた内容になっていて(勿論そういう演出なんですけれども)泣けます。
途中でヴァネッサはガンが再発して亡くなってしまいます。前半たっぷりテレンスの頑固爺い振りが描かれているので妻が参加していた合唱団に入るまでの紆余曲折も面白い。最後の最後のコンクール場面でのテレンスの独唱はビリージョエルの「ララバイ」、これがヴァネッサへの返曲になっている、ここで涙線は決壊です。
予想外に健闘した合唱団は3位入賞し、妻がいなくなってからはソファでしか眠れなくなっていたテレンスがベッドで熟睡している。
そこに疎遠になっていた息子と孫娘から留守電が入り「おじいちゃん、かっこ良かったよ!」の声が流れエンディング。
いや~思い出すだけで涙が出そうです。いい映画でした。 -
いい映画です。夫婦、親子、生き方など考えさせられます。登場する年配の俳優さんたちが、チャーミングです。主人公の頑固さが、ほほえましくもあり、悲しくもあります。
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笑いあり涙あり歌あり、そして愛あり。素晴らしい作品。勿論老人合唱団の歌唱シーンは見所満載だが、何と言っても名優テレンス・スタンプの表情の演技に魅了され、そしてラストのビリー・ジョエルの隠れた名曲「眠りつく君へ」の素晴らしく感動的な歌声に完全ノックアウト。そしてこちらも名女優バネッサ・レッドグレーブの癌と闘いながら歌う、シンディ・ローパーの名曲「トゥルー・カラーズ」も見逃せない。合唱団を率いる女性教師役のジェマ・アータートン、本作まで知らなかったがボンドガールだったのね、道理で綺麗なわけだ。真っ直ぐでひたむきな役柄に適役。難点はやはり邦題の「アンコール!!」って安直なタイトル。原題通り「ソング・フォー・マリオン」でよいと思うが。
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アマゾンプライムで視聴。
マリオンとアーサーの姿に、自分の両親を重ねてしまう。死ぬときに、あんな人生だったらきっと幸せだ。
シナリオ自体はコンクール系の王道だけど、そこに主眼はおかれていなくて、あくまでも大切な人をなくしてから立ち直る過程の物語に仕上がっている。
何よりラストがとても素敵。 -
とても優しく素敵なお話でした。
見終わったあとには悲しい涙ではなく、幸せな涙が流れました。
頑固なアーサーが愛するマリオンのお願いは聞いてしまうところも好きです。 -
これはずるい
泣くに決まってる
おばあちゃんってだけでちょー泣けるのに、頑固でわがままなおじいちゃんがおばあちゃんの死で変わる
これだけ奥さんのことを愛せる人ってどれくらいいるんだろう?
うちのおじいちゃんを思い出す
無償の愛
私もそんな夫婦になりたいと強く思う
不安定だけど、きっと大丈夫 -
テレンス・スタンプとヴァネッサ・レッドグレーヴという英国を代表する名優2人の共演で、一組の老夫婦の愛と絆を描いた感動ドラマ。
気難しい頑固じいさんがある出来事をきっかけに自分の殻を破って新たな人生への一歩を踏み出そうと奮闘する姿と、そんな彼が長年連れ添った妻に贈る不器用にして心震わす愛の形を、ロックやポップスを歌う型破りなシニア合唱団の活動を軸にユーモラスかつ心温まるタッチで綴る。