宮本武蔵 03 水の巻 [Kindle]

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著者 : 吉川英治
  • 2013年10月22日発売
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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宮本武蔵 03 水の巻の感想・レビュー・書評

  • 2016.04.04
    武蔵の流浪の旅!
    京都の吉川で又吉にあったり
    奈良の宝蔵院のお爺さんの計らいで、名が上がり
    ついに石舟さんのところでしたお通と再会しかけ…

  • 清十郎と伝七郎不在の吉岡道場で門弟たちをボコった後、取り敢えず来年また来るわ、と去って一路奈良へ。宝蔵院に着いたが今度は胤舜居ないので阿厳をこれまた瞬殺(ホントに死亡)。他の浪人共ともめたので、結果的には宝蔵院の皆様と共に皆殺し。んでそのまま柳生にいって高弟x4とバトルも流石にやばくなって逃げて、せめてと思って石舟斎のとこいったらお通が来たので逃げ出した。
    まだ2冊で既にここまで。吉川英治の日本語が好みで、ホントに読んでて楽しい。

  • この巻で特に印象的だったのは未だ武蔵が迷いの中にあり、書物の世界だけでは結局開眼しきれていない最大の人生目標、「本当の強さとは何ぞや?」を探し求めている姿です。  考えてみると時代や状況は異なれぞ、人は誰もがこの頃の武蔵と同じように「自分が求める理想の姿とはいったい何であるか?」を探し求めている時期が最も苦しい時代なのかもしれません。

    武蔵の苦しさが他の人より一入大きいものになってしまうのは、「自分が求める理想の姿」がわからないながらも、畑仕事をしている老人の佇まいやら、ふとしたことで手にした花の切り口を一目見ただけで、常人なら察知することさえ困難な相手の器量が見えてしまうほどの「目利き」である(実はそのこと自体が「常人ではない」ことの証左なんだけど、それには肝心の本人が気がついていない ^^;)ことがまずあります。  そして更にはその相手の器量を素直に真正面から受け止め、そこに到達していない自分の未熟さに焦燥感を募らせてしまうところで、そんな武蔵の姿が凡人代表(?)の KiKi には痛々しく感じられます。

       

    野獣から沢庵和尚の導きで人に生まれ変わった武蔵だけど、野獣時代に身につけた「腕」(と呼んでいいのかどうかはビミョーだけど)と人への転生の過程で身につけた「心」のアンバランスさばかりが際立ち、それがある意味で突拍子もない形で表に出ているようで、つくづくこの時代の武蔵は「生きにくかっただろうな」と思わずにはいられません。

    さて、この物語を読んでいてもう1つ KiKi が感じたのは、この時代(豊臣政権から徳川政権へと移り変わる時代)の大きな社会問題だった「牢人(≒ 浪人)問題」が実に生き生きと細緻に描かれているなぁということでした。  歴史の授業ではどちらかというと武家社会の中でトップの顔ぶれだけが織田→豊臣→徳川と変わっていっただけ・・・・・みたいな感覚にも陥りがちだけど、その裏には大名のとり潰しとそれに伴う家臣の失業というすったもんだがあったわけで、そんな失業家臣団が牢人化しどんなことをしていたのか?はとかく見落としがちだと思うんですよね。

    特に KiKi のように学生時代の歴史の勉強は「受験のための暗記科目」と割り切っていたような人種には尚更で、そういう部分を埋めるために「歴史小説」を読んでいるようなところが KiKi にはあります。 

    さて、ようやく物語には武蔵・宿命のライバル、佐々木小次郎が姿を現しました。  今のところ KiKi の予想を裏切り「え?  そうだったの??」状態の小次郎君ではあるんだけど、これはますます先が楽しみになってきました。

  • 奈良の宝蔵院を目指す武蔵は、奥蔵院の日観に出会う。
    宝蔵院では、槍の使い手と手合せするが、一撃のもとに倒してしまう。日観にはそこで「おぬしは強すぎる」と諭される。殺気が漲りすぎているのだ。
    武蔵と城太郎は宝蔵院の近くの後家の家に滞在するが、牢人衆の山添団八、大友伴立、野洲川安兵衛から仲間に誘われる。宝蔵院での阿巌との一戦を見て、剣闘詐欺を目論んだのだ。武蔵がこれを拒否すると、山添らは復讐を図る。宝蔵院の槍士らを焚き付けて、武蔵を絡め取ろうとする。
    なんとか虎口を脱した武蔵は、柳生石舟斎の教えを仰ごうと、小柳生へ赴く。そこで吉岡伝七郎とすれ違い、さらに柳生の四高弟・正田喜左衛門、木村助九郎、村田与三、出淵孫兵衛と対面する。そして、石舟斎の草庵で笛を吹くお通と再会するのだが……。

  • 2013年10月29日読了。宮本武蔵サーガ第3巻。(1巻は作者まえがき)道に迷い強さを求め続ける武蔵。京で吉岡道場をたずね、柳生の里をたずね、そこで生死を賭けた決闘を繰り返すがいまだ「強さとは?」に答えは出ず・・・。井上雄彦のマンガも面白いがこちらも抜群に面白い!柳生登場からエスカレートしていく「達人」「強さ」の表現が一々凝っている。このペースで最終巻まで持つのか?いつフリーザが出てくるのか?と思ってしまう。強いというのはどういうことなのか、負けないことが強いことならそもそも戦わないことが最も強いということになる。考えさせられるねえ。

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