時砂の王 [Kindle]

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著者 : 小川一水
  • 早川書房 (2013年8月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (170ページ)

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時砂の王の感想・レビュー・書評

  • 密度の濃いストーリーが一冊に凝縮された傑作中編。
    SF好きの友人に薦められて読んだけど、大当たりだった。
    時間遡航を繰り返し、時間と場所を転々としながら人類の敵と戦い続けるアンドロイド。
    この「時代」の人類は救えなかった。
    だったら過去へ。
    それでも駄目ならもっと過去へ。
    時間を遡る度に分岐する並行世界を背負い続ける彼と、邪馬台国の女王の邂逅。
    ラストは涙が出そうになった。

    読み終えた後で改めて表紙の絵を見ると、色々なことが詰まってて胸がぎゅっとなる。

  • おお?!そう来たか!!と言うのが読み始めた時の感想です。それが最初から最後まで続きます。もともとSFはあまり読まない方なので、それもあって新鮮に楽しめました。でもラストの展開はうーーーーん…。

  • 凄いSF作家がいたものだ。

    過去へタイムトラベルして人類を根絶しようとするETと、人類が生み出したそれを追いかけるアンドロイドとの時間軸を超えた戦い。
    主戦場は女王卑弥呼の時代・日本となるのだが、なぜそこがクローズアップされているのかが、各時間軸の戦闘を追いながら破綻することなく明かされていく。
    そして終わりのない絶望的な戦いに救いがもたらされる最後は圧巻。人類史を股にかけたこれだけの量の全ての伏線がズバッとまとまるのだから凄い。

    SF小説として文句なしの満点だ。

  • 地球外生命体に侵攻された人類が、過去に遡って生命体を倒すことで、太陽系を取り戻そうとした話。

    自分の行動が(良くも悪くも)未来を変えてしまうことについて、もっと深い葛藤があってもいいのに、と思った。

  • やはり某氏のおすすめで読んだSF。
    宇宙生物からの攻撃で絶滅の危機に瀕した人類が、時間を遡って、当時の人々を助けて宇宙生物を撃退しようとする。
    その戦いの極点となった古代日本で卑弥呼と、未来から来たメッセンジャー・Oが共に戦う話。

    今、戦況が有利になる⇒生存する人類が増える⇒その子孫が増えるので未来からさらに増援が(逆も然り、不利になれば・・・)という設定がかなり好きだった。なんかゲームとかにできそう。

  • Kindleのハヤカワセールで買ってみた初めての作家の本。
    人類を滅亡に追い込むETと戦うため、過去に遡って歴史を変えようとする知性体メッセンジャー…というありがちな設定だが、人類が滅亡しない1つの時間軸のために時空を巡って何度も撤退戦を繰り返す彼らの葛藤や、最終防衛ラインともいえる時代の卑弥呼との交流など、淡白な描写ながら心に響くものがあった。SFってやっぱりいいなと思わせてくれた作品。
    この著者は他の本も読んでみたい。

  • 「情報完全に達していないというのは、まったく救いがたいな」

  • かにみそSFシリーズ。期待してなかったけど、これはホントに面白かった、過去改変物だけど無理なく話を進めて閉じて。メッセンジャーOの悲しい戦いが最後には報われて、ラストは少しだけ甘くて。何だかよくわからない敵との絶望的な戦い、っていうプロットは『All you need is kill』なんかと似てるけど、全然話がちゃんとしていて面白かった。

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