「事務ミス」をナメるな! (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ミスに関して総合的な考察。失敗学を解りやすく、系統だって述べている。工場での製造ミスや不具合に対する企業側の対応など重要なことではあるが、僕はタイトルにある「事務ミス」に特化した対策を知りたかったので、その意味では期待外れである。

  • 本のタイトルには「事務ミス」とありますが、いま、コンピュータ障害で大問題となっているいわゆる「運用ミス」にも使えるノウハウが満載でとても勉強になりました。

    すべてのエンジニアに読んでほしい一冊です。おすすめ。

  • 「事務ミス」という、誰しもが経験し、ときには観測してきたものについて、「人は何故失敗をするのか」「ミスを防ぐためにはどうすればいいか」の2つの段階に分けて著述されている。
    なお、第5章以降の「実践編 ミスはこう防ぐ」からは様々なミスへの対処法が述べられているが、あまり実践的かどうかも分からない例が多く含まれており、あまり役に立ちそうな内容は多くなかった。
    「ミス」そのものにまとまりが無いのが原因だが、本書もそれに振り回されて、ややまとまりの無い印象。最初は構成の問題なのかと思ったが、そもそも扱う対象からして統一性のまるでない「ミス」なのだから、しょうがないといえばしょうがないのかもしれない。

  • 本書にかいてあるような対策を講じる会社がマトモなのかとカルチャーショクを受けた。間違えやすい書式でも間違える奴がバカで使えない奴。データを誰でも見られるようにしてチェックを違う人が2回してもテキトーにやってる為ミス多発の会社に居た身としては、どんなにやる気のある人がお膳立てをしても、使う人のヤル気のなさと保身の前には無力と思うがヤル気のない人が適当にやっていることは論外なんだろう。間違えやすい書式を間違えるのがバカ。優秀な奴は間違えない(キリッという考えだったがそんな書式を採用してるほうがおかしいのか。間違えない俺優秀(ドヤをやりたいだけだったのか・・・。

  • ホワイトカラーの生産性、ミスに関する本が少ない中で本書はベースの部分で指摘してくれている。 自分の普段の仕事への姿勢を振り返る意味でも参考になった。

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著者プロフィール

1972年神奈川県生まれ。国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 副連携室長。中央大学大学院 客員教授。内閣府消費者安全調査委員会専門委員などを兼務。専門は、ヒューマンエラー(人間の間違い)、安全工学、認知心理学。カリフォルニア大学サンタバーバラ校への交換留学を経て、東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。著書に『「事務ミス」をナメるな!』『「マニュアル」をナメるな!』(ともに光文社新書)、『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』『防げ! 現場のヒューマンエラー』(ともに朝日文庫)、『多様性工学』(日科技連出版)など。

「2023年 『テストに強い人は知っている ミスを味方にする方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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