部下を持ったら必ず読む　「任せ方」の教科書　「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本) [Kindle]

著者 : 出口治明

• KADOKAWA (2013年11月25日発売)

感想・レビュー・書評

[たまなびさんの感想 · 2022年7月10日]

部下に任せろとは言うが、６割以上求めては行けないという心構えとセットというのは確かにそうだなと思って腹落ちした。

[いたさんさんの感想 · 2021年5月31日]

至極もっともな話ばかり。小生40代でベンチャー企業を経営しているが、9割方同じような考えを持ってます。
1割違うとしたらアウトソーシングが重要という点。重要でありコアコンピタンスをアウトソーシングしないなんて誰でもそう考えるだろうけど、そんなに都合のいいアウトソーシングは果たして出来るのか？と疑問。また、仕事ってトータル価値提供できる事に意義があり競争力にも繋がると思うので、トータルマネジメントに時間とコストをかけるほうが合理的ではないか、という点と、自身がDIY好きなので、全部自分でやれた感覚があった方が楽しいな、という点と。
それもまた自身の未熟さで、まだ任せきれないからでしょうね。もうちょっと任せてみたいところです。

[campionさんの感想 · 2020年11月29日]

「自分でやる」の延長に「人に任せる」がないことがわかる本

[soyjoy666666さんの感想 · 2020年7月26日]

色々書いたけどコメントが消えた。10人隊長の話、部下の成果物の品質の話、そのために背景をきっちり伝えようという感じの話題があった。相手の成果物品質に満足はできず、信じて任せるという行為が結構苦手なので、マネージャーとしての仕事はチームの品質としてまずは全員に60点取らせることだという視点は参考になった。そのためにちゃんと意図や背景を伝える。

[ナベたろうさんの感想 · 2020年6月6日]

元ライフネット生命会長である出口治明氏の著。
部下をどうマネージすべきであるのか？彼の経験を踏まえた上で、その原理原則を綴っている内容。

部下育成にある考えは権限委譲。
指示の仕方やルールを設定する意義、指示をする意味等、内容は実に興味深い。
一方で組織形成にある考えは教育とアウトソーシング。
苦手は克服させない、専門家を如何に使うか等、こちらも面白い内容。

明日からの仕事にすぐ使える内容。少し古い本だが、内容は全く色あせておらず、大変ためになった。

[izmy2009さんの感想 · 2016年6月28日]

「上司が細かく管理できるのは多くても2〜３人」と捉えると、部下に仕事を任せないと仕事は回らない。出口さんのやわらかな口調で核心を突く良書。

[おおはしつよしさんの感想 · 2014年8月2日]

非常にポイントをシンプルにまとめられていて、気づきを与えていただける本。　忙しいビジネスマンでもさらっと読めます。　自分に課題認識を持っている中堅社員が読むと、読み物が立体的に見えてきます。　うーん、60点の仕事を是、としていく継続は今後勉強かも。。
まだまだ仕事を任せていく機会が少ない、けど、勉強になりました。　夏休みの一息の振り返りに。

[kazurxさんの感想 · 2014年2月6日]

60点でOK。まずは信頼して任せる。
そして見守る。

著者プロフィール

出口 治明（でぐち・はるあき）：立命館アジア太平洋大学（APU）学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画（株）を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史（上・下）』（新潮文庫）、『０から学ぶ「日本史」講義』シリーズ（文春文庫）、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』（文春新書）、『哲学と宗教全史』（ダイヤモンド社）、『一気読み世界史』（日経BP）、『ぼくは古典を読み続ける』（光文社）等多数。

「2023年 『人類５０００年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」