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感想・レビュー・書評
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産休の保険医の代わりに来た医師が、小学校で起きる様々な子どもたちの病気に関わる話。
身体的な病気から精神的な病気まで色々登場して興味深かったです。
親の「管理体制がどうなってるんだ」とか「子どもを預ける環境なの?」とかいうセリフが現代っぽいなぁ、と思ってげんなりしました。
親身に世話を焼く先生では無いけど、仕事はきちんとこなす牧野先生はカッコいいと思いますが、過去に何をしたんでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学校の保健室に配属された小児科医・牧野。保健室の優しいお姉さんには程遠い不愛想なお兄さん。彼が関わる保健室のあれこれ的な話。「子供だからなんだ?その子供をここまで追い詰めたのは病気のせいだけじゃないはずだ」愛想はないし、子供むけの言葉を話さない牧野だが、言ってることは正論すぎるほど正論で嘘はない。「いま一緒にいればお前だけじゃない。母親も傷付くからだ」いまも昔も複雑な家庭事情はあるのか。